グリルで簡単あったか朝ごはん
「くらしの雑貨店もくもくいし」相馬ともみさんvol.2
朝起きて台所へ向かったら、まずお湯を沸かします。身体の冷えからくる不調が気になり、更年期の症状も出はじめて…少し前から白湯を飲みはじめました。飲んでみたら案外美味しくて、身体にすぅーっと染み入る感じ。飲み始めてまだ3か月くらいですが、心なしか身体が軽くなったような。
おなかの中がじんわり温まって、身体のエンジンがかかったら、朝ごはん作りスタートです。今日はフランスパンのストックがあったので、ガーリックトーストに巣ごもり卵、ヨーグルト、コーヒーの朝ごはんにしました。
巣ごもり卵は、耐熱皿にバターを塗って千切りキャベツ+卵に塩コショウをして、グリルで約10分。空いたスペースで途中からガーリックトーストも一緒に焼いちゃいます。食パンがあれば、パンの上に材料をのせて焼いても美味しいし、ベーコンをプラスしても。
コンロの下にセットされているグリルは、温度が上がるのが早くて短時間でカリッと香ばしく焼けるから、朝の簡単調理にもぴったり。我が家は魚、肉、野菜の他に、パンもお餅もグラタンもグリルで調理しています。
焼きあがった巣ごもり卵は、そのまま食卓へ。半熟卵にお醤油をかけて、キャベツに絡めながら食べるのが最高〜。
こちらは耐熱皿と同じ石渡磨美さん作の耐火蓋付スープカップ。直火okなので、コンロでスープを作る→パンとチーズをon→グリルでこんがり焼く→そのまま食卓へとこれまた働きもののうつわです。
道具としてもうつわとしても使える耐火や耐熱のうつわは、うつわに移し替える必要もなく、洗いものも少なくて済むので、時間のない朝ごはんにもおすすめ。調理後は余熱でしばらく温かいまま食べられるので、冬にも嬉しいアイテムです。
グラノーラヨーグルトは手吹きガラスのカップに。手仕事ならではのゆらぎが温かな印象で、季節を問わず一年中使っています。カトラリーは木のものを使うことが多いのですが、手仕事の跡が残るアルミのスプーンも、金属の冷たい印象はなく、軽くて使いやすいのでお気に入り。
卓上で使うお醤油は、陶器の醤油差しに移し替えて使っています。ちいさいながらも存在感があり、食卓にまとまりが出ます。
今日のコーヒーは、柔らかな色形のマグカップでいただきました。軽くて口当たりがよいので、コーヒーの味もまろやかに感じます。コーヒー豆は主人が旅先で出会った静岡県のカフェの自家焙煎のものをお取り寄せしています。至福の一杯のためのプチ贅沢。さあ、今日も1日がんばりましょー。
今週末まで、企画展「ことほぎの席」を開催中です。クリスマスやお正月などお祝いの席に少しの特別を添えてくれるうつわや道具をご紹介しております。大切な日の食卓のお供を見つけにいらしてくださいね。
< 今日の朝ごはんに使用したうつわや道具 >
・木瓜の形の耐熱皿 石渡磨美さん(取扱作家)
・ガラスのカップ とりもと硝子店さん(取扱作家)
・マグカップ 寺嶋綾子さん(取扱作家)
・醤油差し イット窯さん(取扱作家)
・木のお皿、フォーク 南裕基さん(取扱作家)
・アルミスプーン um.さん(2021.7月企画展参加予定)
・パッチワークの鍋つかみ 工藤由美さん(取扱作家)
・裂織りコースター あとりえMOONさん(取扱作家)
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