温まるスープの朝ごはん
「くらしの雑貨店もくもくいし」相馬ともみさんvol.4
いよいよ年の瀬が迫り、寒さもひとしお身にしみる頃…そんな日はやっぱり心も体も温まるスープがメインの朝ごはんです。
といっても、朝からコトコトスープを煮込む余裕はなく、前日の夜ごはんの準備時に一緒に材料をカット→鋳物鍋で軽く煮て後は余熱調理→朝は温めて味を整えるだけ。メインのスープは深皿に。浅すぎず深すぎずの深皿は、カレーやパスタ、丼ものに多用途にお使いいただけます。
熱々スープをいただく時は必ず木のスプーン。スプーン自体が熱くならず、器への当たりも口当たりも優しいのでおすすめです。お店では、作家さんの作る木のカトラリーの他に、タイやラオスの職人さんが作るお手頃なもの(奥2つのスプーンなど)も定番で取扱いしています。
身体にも安心のオイル仕上げの木のものは、使うほどに味わいを増し、時々オイルを塗ってお手入れをしてあげることで、長くお使いいただくことができますよ。
フルーツは長皿にうれしい3種盛り。長皿は奥行きが浅く、食卓の真ん中に置いても場所をとらないのですっきり。盛り付けも、横に並べるだけなので迷わず簡単です。
取り分けたいサラダやパンによく登場する木のボウル。大きくても軽くて扱いやすいので、寝ぼけがちな朝にも安心。パンの取り分けには、おやつ皿という名前の4寸皿に。その名の通り、ケーキや和菓子などのおやつにぴったりのお皿です。
コーヒーのマグカップとミルクのグラスは、すべて違う作家さんのもの。それぞれに個性がありながらもシンプルなデザインで、違和感なくまとまります。今日は年内最後の営業日。さぁ、今日も一日がんばりますよー。
< 今日の朝ごはんに使用したうつわや道具 >
・深皿 engoroさん(取扱作家)
・長皿 寺嶋綾子さん(取扱作家)
・4寸皿 たくまポタリーさん(取扱作家)
・木のボウル フナハシトモハルさん(取扱作家)
・木のスープスプーン たま木工さん(取扱作家)
・マグカップ 遠藤素子さん、中村恵子さん(取扱作家)
・グラス さとうまりさん、とりもと硝子店さん(取扱作家)
・裂織りポットマット あとりえMOONさん(取扱作家)
12月より4週に渡って、我が家のなんてことのない朝ごはんと愛用のうつわをご覧いただき、ありがとうございました。
寒い季節は自然と耐熱やスープのうつわが多く登場しますが、その中でも朝ごはんのうつわは、パンが中心の洋食メニューに合う軽やかな色味のものや木のものの出番が多めでした。
お家ごはんのうつわ使いや盛り付けに正解はないので、皆さまも自由に楽しんでいただければと思います。時には、こんな風に使ってみると面白いかも!と冒険してみるのも。新しい発見があるかもしれません◎
凝ったお料理や種類多く準備をすることは出来なくても、想いを込めてひとつひとつ人の手によって作られるうつわや道具が、毎日の食卓、暮らしを豊かなものにしてくれるはず。
今日も明日も、美味しく楽しく心地よく。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
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