素敵な器を使った朝ごはんコラム、11月担当は「暮らしのもの 十和」宇野十美子さん

こんにちは。
「暮らしのもの十和」の宇野十美子です。
鎌倉の長谷駅から裏路地へ歩いて1分の静かな住宅地で、うつわと暮らしの道具を扱う小さなお店をさせていただいています。

鎌倉駅から江ノ島方面へと走る江ノ電に乗り、長谷駅が最寄り駅ですが、由比ヶ浜をお散歩したり、カフェやお店が並ぶ通りを散策しながら歩いても来られるエリアです。

しらす漁の直売所をのぞいてお土産にするのもおすすめです。

歴史のある鎌倉らしい切り通しや静かな谷戸の緑豊かな山の空気感も、身近に感じることができるのは長谷の魅力のひとつかと思います。
季節で紫陽花や萩などお花を見ながら成就院の階段を登って、向こうに海岸線が見られた時はいつも嬉しくなります。

海から3分ほどで江ノ電長谷駅、お店はそのすぐそばで通りからも住宅街をゆっくり走り抜けていく姿が見られます。

駅裏の静かな通りにギャラリーなどが集まった長谷壱番館と弐番館あり、十和はその中の一軒になります。すてきな空間でアートを感じながら巡っていただきたいです。

十和は壱番館の1階いちばん奥、秘密基地に入るかのようですが…、小さなくぐり戸からお入りください。入っていいのか少しドキドキしたという方や、お茶室みたいで鎌倉らしいという方も。

決して広くないのですが、国内の素敵なものづくりを真摯にされている作家さんや窯元さんの"くらしの中で息づくうつわ"や、職人さんの受け継がれた知恵や手技から生まれる"美しく心地よいくらしの道具"を、実際に手にしていただきたいという想いで日々お店に立っています。
8月末で10周年を迎えることができ、通って下さるお一人お一人との繋がりや、長く大切に使いたいと自然に思わせてくれるような素敵な作品を生み出してくださる作り手の皆さんに感謝をしながら、また新たな歩みを進めていきたいと思っています。

11月の朝ごはんコラムでは、うつわや手仕事のくらしの道具が大好きで、日々豊かな気持ちを与えて貰っている"大切なくらしの味方"についてお話できたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

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