おつまみと無限ループ! 花金のお楽しみは「中和商店」の純米大吟醸「穣」

今日のひとしな
2022.05.17

~「ラシクルモール」より vol.17 ~


今日はスタッフの山田が、家族が寝静まった後、お気に入りのグラスでひっそりと晩酌している「中和商店」の「穣(ゆたか)」をご紹介します。今日でその秘密もバレちゃいますが……。


実は私、もっぱらビール党で、日本酒はあまり飲む方ではありませんでした。日本酒は“お酒に精通している人が、特別な時に少しずつ味わいながら飲むもの”。勝手にそんなイメージを抱いていたので私にはその美味しさはわからず、無縁なものだと思っていたのです。

ところがですね、このお酒に出会って、急速に日本酒率がアップ。これまでの日本酒のイメージはなんだったっけな~くらいな。いや〜、美味しい! 飲みやすい! 和食にも洋食にも合う!! お酒の肴がなくても、スーーッと飲めちゃう。

「日本酒の初心者が語るな!」と言われそうですが、言わせてください、なんと言っても香りが最ッ高!!とにかくフルーティーで爽やか。たまりません。こんなお酒の香水があればいいのにと思うほど(笑)。そして味わいはというと、旨みがしっかりと感じられて、深みのある豊かな味わい。雑味がなく、のどにまったく引っかからないんです。のどごしスルスルスル~~。この美味しさをお伝えしたくて、食リポ気取りで、私が持っている全ボキャブラリーを詰め込んでみました(笑)。


このお酒が造られているのは、四国山脈に囲まれた徳島県三好市にある老舗の酒蔵「中和商店」。祖谷のかずら橋や剣山など、自然豊かなスポットが数多くあります。この地域にある吉野川上流の豊富で清らかな水は鉄分が少なく、発酵が活発になりすぎない適度な硬度は“酒造りのための水”と言っても良いほどだそう。この“酒造りのための水”を使い、静かにゆっくりと発酵させているから、スーーッと飲めちゃうんですね。「中和商店」の酒造りや魅力については「ラシクル」をぜひご一読ください。

私は小さな日本酒グラスに入れて、かわいく控えめに飲んでいるフリをしておりますが、結局、何回もおかわりしているので、心の中では、ジョッキで飲みたい! と思っています……。えへへ。ただ、飲みすぎると、足にきますので皆さまご注意を(私だけ?!)。


おつまみがなくても十分楽しめるのですが、食いしん坊の私は、やっぱりおつまみといっしょに味わいたい派です。冒頭に書いたとおり、このお酒は何にでも合うのですが、なかでもおすすめは、徳島県人のソウルフード「竹ちくわ」&「フィッシュかつ」。

「竹ちくわ」はそのままですが、竹に刺さったちくわ。実は私、大学で東京に出るまで、ちくわは竹に刺さっているものだと思っていました……。竹に刺さってないことにショックを受けたことを思い出します。そのままでも十分おいしいですが、トースターで軽く焼き、すだちを搾って竹の両端を持ち、豪快にかぶりつくのが徳島流! そう、“はじめ人間ギャートルズ”の骨付き肉のようにです(どうしても例えが昭和……)。

一方、「フィッシュかつ」も、そのままでも十分おいしいんですが、フライパンで軽く炙ると、外がカリッっと香ばしくなって、おいしさ倍増。もちろん、すだちを搾っていただきます。そろそろお気づきだと思いますが、徳島県人は何にでもすだちをかけます(笑)。

竹ちくわ→穣→フィッシュかつ→穣→竹ちくわ→穣……の無限ループにハマってしまいます。ですので、このゴールデントリオの登場は、花金(はなの金曜日)限定にしています(これまた言い回しが昭和……)。

これを書いている今日は火曜日。花金まであと3日。3日後のゴールデントリオを想像しただけで、私、頑張れそうです!!

「中和商店」 
■純米大吟醸 穣
■純米吟醸 穣

写真協力:ryota inui(白草社)

 

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