昼食をかねたしっかり朝食

「GEZELLIG（へゼリヒ）」荷福千明さん vol.1

こんにちは。
朝ごはん連載、6月を担当しております、東京荒川区西尾久の「GEZELLIG（へゼリヒ）」荷福です。

まず自分の朝ごはん履歴についてなのですが、昔からわりとしっかり食べる派でした。
子供のころからパン、カフェオレ、フルーツが基本でそれにソーセージや卵料理というオーソドックスな朝食です。実家暮らしのときは母が作ってくれていたので、起きたらすでに用意されているという幸せ。。

それが結婚・出産で瞬く間に余裕がなくなり、シリアルだけとか、お惣菜パンをかじるだけとか、丁寧とは程遠い時期もありました。子育て中は朝早く起きる生活リズムに自然となるので体力温存のために朝ごはんは重要でしたね。

たまの贅沢はホテルの朝食。子供たちが実家帰省したときには気になるホテルの朝食にいって非日常を味わっていました。敷居の高いホテルも朝だとわりと気楽に行けるのでおすすめです。

子どもたちも成長して育児や家事がだいぶ楽になってきた最近は年齢のせいか、朝からたくさん食べないほうが調子がいいことがわかり、遅めの朝食というか早めの昼食をいただくスタイルで落ち着いています。

本日は、唐揚げをメインに簡単な野菜の副菜とおにぎりを中村恵子さんの楕円プレートに。
楕円プレートは25cmくらいのディナープレートサイズは大きすぎるし、18cmでは少し小さいなというときにぴったり。
出番が多いうつわのひとつです。
盛り付けた時のバランスもいいんですよね。

唐揚げは少量なら小さなお鍋で揚げられるのでわりと気負わずつくります。
年中冷蔵庫に作っておく玉ねぎの甘酢漬けをそえてさっぱり。
もう一品はこれもまとめて茹でてストックしておく押し麦を使ったサラダ。
押し麦はサラダに、スープに、ぷちぷちした食感がたまらないのです。
おにぎりはひとつはごま油＋塩のおにぎりで、もうひとつは保存しておいた最後の蕗味噌を焼きおにぎりにのせて。
春の名残を感じながらいただきました。

食事のときはほうじ茶を淹れるときが多いのですが、中村恵子さんのポットは中に茶漉しが入っていて
使いやすく、もう7年くらい使っています。
湯呑は笠間の折笠さん。
温かみがあって手に優しくなじむのです。
食後には香ばしいほうじ茶を淹れてほっとしたら、今日も頑張りましょうかね。

使用したうつわ

楕円プレート（黒・深緑）・・・中村恵子さん（常時在庫はありませんが、定期的に入荷があります。）
汁椀・・・私物（仁城義勝さんの入子の漆器）
はしおき・・・照井壮さん（お取り扱い作家・2023年展示予定）
ポット・・・中村恵子さん（常時在庫はありませんが、定期的に入荷があります。）
湯呑・・・折笠秀樹さん（お取り扱い作家・2023年展示予定）

→「GEZELLIG」の記事はこちらから

→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから