1日分の野菜でプラマイゼロを目指す

器店主の朝ごはん
2022.07.02

「くらしのうつわ 月まち」平島さん vol.1

先日、都会から帰省されたお客様が
「熊本は空が広くて気持ちがいい。」と感慨深く言われました。

有難さを忘れないようにしているつもりだけれど
「広い」というフレーズがその日はちょっと響きました。

蛇口をひねれば豊富な地下水の恩恵を受ける天然ミネラルウォーター。
果物や野菜などの食材にも恵まれていて新鮮・おいしい・お安い、と3拍子。

雄大な阿蘇山に数々の温泉、そして三大名城のひとつ熊本城は
2038年まで復旧の様子も見学できて面白いですよ。
早朝、二の丸公園から見るお城は荘厳で美しさも格別。
また、日暮れは包み込むようにあたたかく優雅な姿で市民を見守ってくれています。

そうここは「広い」とか「豊か」と感じるものに囲まれています。

さて朝ごはん。

選んだのは阿蘇で作陶されている石田裕哉(ひろや)さんの白釉。
技術も高く、ファンも多い(イケメン)彼のこの白いうつわは
個人的にも少しずつ買い足しているシリーズ。
【石田裕哉さんInstagram

・白釉リム皿 4,950円
・白釉ボウル 2,200円
・白釉菊皿 3,300円
*個体差がございます。
*価格は変更することがあります。
*入荷時期、その他はお問い合わせください。

あたたかでやさしい白に赤土の素朴なニュアンスが
海外の田舎の食卓を感じるようでほっとする雰囲気にしてくれます。
おまけにテクニックいらずで、さらっとおしゃれにも仕上げてくれる。
この〝さらっとおしゃれ〟って有難くて大事ですよね。
使い勝手も抜群なのでこの先もずっと暮らしのそばにいて欲しい白です。

直径約24センチ高さ約4.5センチのリム皿には前の晩に洗いちぎっておいた葉ものと
広い空と大地の恵みたっぷりな熊本の夏野菜。
パルメザンチーズも削ります。

スープにもいいボウルにはアーモンドラテ。
花のようになるラテの姿に無くしかけの乙女心も満たされたりして。

菊皿には頂いたカヌレと
気に入っているローズマリーのクラッカー。

夜に友人との会食を控えている日の朝や
とにかく食べさせられる実家へ行く日の朝は
プラマイゼロを目指すこんな草食ごはんが多いです。

さて次週は同じく土曜日の7月9日。
またどうぞお付き合いください。

えっと次も、熊本イケメン作家です。

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くらしのうつわ 月まち

熊本市中央区上通町11-3 浅井ビル1階
TEL: 096-283-1030
営業時間:12:00~18:00
定休日:水・木
http://www.tsukimachi.net
Instagram:@tsukimachi.life

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