素敵な器を使った朝ごはんコラム、3月担当は「Licht（リヒト）」の遊座さん

はじめまして。
この度3月の「器店主の朝ごはん」を担当させていただくことになりました「Licht（リヒト）」の遊座と申します。1ヶ月間どうぞよろしくお願い致します。

まずお店の紹介をさせていただきますと、北海道札幌市の中心部「大通公園」の西側、地下鉄東西線の「西18丁目」駅より徒歩3分ほどの場所にあります。昭和感あふれる古いビルの2Fで、窓からは気持ちよい自然光が入るので（明るい時間は）作品の色や質感をよくご覧いただけるかと思います。

下の画像は昨年の記録的な大雪のときのもの。除雪された雪が大きな山になってこんな風景になっていました。

お店を始めたのは2019年4月。この春で5年目というまだ新しいお店ですが、わたし自身は20代より栃木県益子町にて作り手を志した時代を経て、岐阜県多治見市をはじめ さまざまな土地・さまざまなかたちで “やきもの” に携わってきました。安土桃山の茶陶の世界から生活工芸・プロダクトまで。一言で陶器と言ってもこんなに幅が広いのかと、知れば知るほど興味は尽きない世界ですね。

新しい作家さんもどんどん出てこられ 勉強不足はいつまでも埋まらないのですが・・お客さまと一緒に魅力的な品々を手にとりながら「ああでもこうでも」とお話する時間が本当に楽しく、日々有り難く仕事させていただいております。取り扱いの作品は毎日使っても飽きのこないシンプル・ニュートラルなものが多いです。

ちなみに店名の「リヒト」はドイツ語で「光」を意味することばです。

作家さんのつくるうつわや手の仕事に敬意をこめ
光をあてるような場所でありたいという想いでつけました。

作品の世界観で店の雰囲気ががらっと変わるのも、うつわ店のおもしろいところです。

年1回アートの展示も。くらしの空間をつくる作品たちは「用」の世界に少しだけ近いように感じることもあります。

展示と常設、どちらも大事にしながら、幅広い層の皆さまに楽しんでいただける品々をご紹介できたらと思っていおります。どうぞよろしくお願い致します。

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