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平日のおひとり様朝ごはん和食

器店主の朝ごはん

2023.04.15

「Dragée」米藏さん vol.2

こんにちは。2023年4月の朝ごはんコラムを担当させて頂いております大阪府寝屋川市の『Dragée』の米藏と申します。VOL.2もどうぞ宜しくお願い致します。

●メニュー
卵焼き
菜の花のお浸し
きんぴら
おにぎり梅干し
六条大麦茶(秋山農園さん)

主人には、毎日朝ごはんにおにぎりとお昼のお弁当を持たせているので、その残り物です。
お気入りの器にパッパッとワンプレートに盛り付けて３分もあれば準備OK。
梅干しは義理の母が漬けてくれたもの。梅干し好きの私が一番好きな梅干しです。
海苔はお店で販売している海苔です。

【使用した器】
メインプレート　うつわうたたねさん
おにぎりの浅鉢とフリーカップ　器のしごと村上直子さん白井隆仁さん
ピッチャー　石渡磨美さん
茶こし　松野屋さん
お箸　icura工房筒井則行さん

●メインプレート　うつわうたたねさん
「ななめしのぎ深皿にびいろ」
焼き魚や煮魚、炒め物など幅広く使って頂けるサイズ。渋めの色味の中にななめしのぎがアクセントとなり女性らしい華やかさもプラスされていてお気入りの器の一つです。
だんだんと色味も変化していて、これからどんな表情に変化していくのか楽しみでもあります。

●おにぎりの器とフリーカップ　器のしごと村上直子さん　白井隆仁さん
「shiromoegi耳付浅鉢大」と「hasu柄のフリーカップ」
shiromoegiは和と洋の雰囲気にエレガントな雰囲気も持ち合わせていたり、釉薬の濃淡や所々に出た不揃いの鉄点、手に伝わる土の表情が魅力的で、時間が無い時には鯖缶を盛り付けて、たっぷりのネギをかけるだけで手抜き間が無くなって、器だけで魅せてくれる私の日常には無くてはならない器です。
白井隆仁さんが描かれている優しく佇む蓮は風に乗って香りまでも漂ってくるような繊細なタッチのhasu柄。シンプルだけど大人の華やかさもあり蕾や花など季節の変化も感じる器です。

●ピッチャー　石渡磨美さん　
「コーヒーサーバー黒唐金」
アンティークのように長い時を過ごしたかのような錆びた風合いや深みのある黒に一目ぼれして長年愛用しているピッチャーです。
紅茶や珈琲をドリップしたり、そばつゆを入れたり、お箸立てや花器としても使って頂けます。
幅広く使えるのでとても好きなアイテムの一つです。

●茶こし(真竹)　松野屋さん
お茶を淹れる時には必ず使っていて天然素材と水に強いという事、素朴な雰囲気がお気入りで長年愛用しております。使い込む程に味わい深くなるのも楽しみの一つです。
湿気と乾燥には注意が必要ですが、我が家では毎日使うので出したままであまり気を使っておりません。
何気に置いている姿がまた可愛いのです。

●お箸(細)　icura工房筒井則行さん
毎回先が白く丸みが帯びてくると買い替えてずっと使っている筒井則行さんのお箸。
細いタイプとスタンダードがあり、手の大きな主人はスタンダードが手馴染みが良くて使いやすいとお気に入り。
女性には細いタイプがフィットしやすくて人気です。

●店舗紹介の時にもお伝えしましたが「Dragée」は母の実家が海苔の加工業をしている為、海苔の販売もしております。小さい時から海苔は買った事がありません。
焼きのりは炙ると更に香ばしく美味しくなり、味付けは甘辛くてご飯やお酒のおともにピッタリです。