鹿児島の麦味噌を使った便利調味料 “もぜもぜ” シリーズ

～「MATHERuBA」より vol.19～

今回はMATHERuBA Cafeオリジナル鹿児島の麦味噌を使った美味しい調味料のお話です。
こちらももちろん店内手作りの商品。

九州地方では麦の生産が盛んだったため、麦を麹に大豆と混ぜた麦味噌が一般的。
麦味噌の最大の特徴は、その香ばしい風味。
原材料は大麦やはだか麦で作った「麦麹」と大豆、そして塩のみ。

ただし、塩分は少なく麹の割合を多く作られているので食材由来のまろやかな甘味が最大の特徴です。

そんな旨味の強い鹿児島自慢の美味しい麦味噌。
繊維質を多く含むので、お味噌汁を作る際は味噌漉し器などで繊維を取り除いてしまうこともしばしば。

しかしながら、
「栄養価の高い食物繊維まで取り除くのはもったいない」
「栄養丸ごと食べて欲しい」
普段から鹿児島の食と向き合う私たちは、そう思うのです。
その想いをきっかけに生まれた調味料が【もぜもぜシリーズ】です。

もぜもぜ？
 ピンと来ないワードですよね。
 鹿児島で育った私たちには意味くらいは分かりますが、実際口にしたことは無いかも（笑）。
「もぜ」という言葉は鹿児島の方言で、かわいいと言う意味。
もぜもぜシリーズの “もぜもぜ” は、風味豊かな美味しいうちに使い切っていただけるようにかわいらしい小瓶に詰めた姿をもとに名付けました。

ちょっとした小話ですが、商品のラベルを良く見ると、麦味噌だけに、麦の形をモチーフとしたデザインになっているんです。
ここに気づいていたあなたは、かなり鋭い感性の持ち主かと(^_^)

それではまず１つ目。
【もぜもぜゆずみそ】

県内産の麦味噌やきび砂糖、そして末吉町のゆず果汁とゆずの皮を使ったゆず味噌です。
揚げ豆腐や魚、肉に塗って焼いたり、季節のお野菜につけたりとゆずの豊かな香りと優しい味の麦味噌を存分に味わえる商品です。

そんなもぜもぜゆずみその当店おすすめの食べ方をご紹介します。

＜ゆずみそ厚揚げ＞

【材料】
厚揚げ
もぜもぜゆずみそ
青葱

【作り方】
①厚揚げにもぜもぜゆずみそを塗り、トースターや魚焼きグリルで焼き色がつくまで焼く
②小ロ切りにした青葱をのせる

２つ目は【もぜもぜコチュジャン】

県内産の麦味噌にきび砂糖、唐辛子ににんにく、そして旨味成分がたっぷり入っている黒酒などを使って鹿児島らしい味わいに仕上げました。
辛さはマイルドなので、そのままご飯にのせたり、おでんやお味噌汁、お鍋の具材にちょんとつけて食べるのもとっても美味しいです。

こちらもおすすめの食べ方をひとつご紹介。

＜ヤンニョムチキン＞

【材料（2人分）】
鶏もも肉 … 300g（下味…酒・おろし生姜・塩こしょう）
片栗粉・油 … 適宜
●もぜもぜコチュジャン … 大さじ２
●酒 … 大さじ１
●醤油 … 大さじ１
●砂糖 … 小さじ１
●酢 … 小さじ２
●おろしにんにく … 小さじ１
白いりごま … 適宜　

【作り方】
①鶏もも肉を一口大に切って下味をつける
②①に片栗粉をまぶして揚げる
➂フライパンに混ぜ合わせた●を入れて加熱し、ひと煮立ちしたら②を加え、全体によく絡んだら火を止めていりごまを散らす

もぜもぜは冬季限定ですが、どちらも食材にのせるだけでおかずになる便利な調味料なので一度はお試し頂きたい商品です。

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