素敵な器を使った朝ごはんコラム、11月担当は「ao+水玉（アオトミズタマ）」千葉さん

はじめまして。
この度11月の「器店主の朝ごはん」のコラムを担当させていただくことになりました、
「ao+水玉-アオトミズタマ」の店主、千葉と申します。
一か月間どうぞよろしくお願いいたします。

まずはすこしお店のご紹介を。

青森県弘前市で夫婦2人でお店をはじめて、今年で10年を迎えました。
2年前に移転をして、現在の場所に。できる作業は、まずは自分たちで。
壁をはがしたり、ペンキを塗ったり、暑い日の作業は体力的にも大変でしたが今となってはいい思い出です。

体に優しい美味しいものや日常着、暮らしを豊かにしてくれる道具たち。
そして手仕事を感じる作家モノなど暮らしにまつわる日々の道具をジャンルにとらわれることなく、
素直に心に響いたものをご紹介しています。

気が付くといつも食卓にあるような、暮らしになじむ器を。

どんな料理をのせようか。器好きの方は皆さん食べることが好きで料理上手な方が多く、
器を通して交わされる会話がいつもたのしいです。

安心して食べる、使える、おいしい。を大事に、実際に試してみて
良いと思った食品もいろいろご紹介しています。

常設のほか、月ごと、季節ごとにテーマを設けた企画展や展示会も開催しています。
展示ごとに店内の雰囲気ががらりと変わるので、びっくりされる方も。
私自身もその空間ごと毎回楽しんでいます。
見て、触れて、聞いてその中でモノと向き合い、選ぶということ。
そういう時間を楽しんでいただきたいし、出会いの場としていつもあたりまえに存在しているお店でいたいなと思います。

お店の周りには桜が有名な弘前公園や歴史的な趣のある建築物が数多く残されていて、
歴史と文化が息つく街の風景は季節ごとにいろいろな表情をみせてくれます。
昔から地元のみんなに愛されているパン屋さんやお蕎麦屋さんなど、おいしいお店もたくさんありますので、
お店にいらした際はお散歩がてらぜひ街歩きも楽しんでくださいね。

次回からはふだん使いの器とともに毎日の朝ごはんをご紹介していきます。
コラムのお話をいただいたとき、実は料理も盛り付けも得意ではなくって、どうしよう。というのが正直な気持ちでした。
改めて自分の食器棚を見渡してみると、その時々の手にしたときの気持ちや出会いを思いだしたり、
毎日のあわただしい暮らしの中でこの器たちにずいぶんと助けられたなぁと。
そんな私がご紹介する朝ごはんは特別な料理でもなく簡単なものばかりですが、少しでも器使いのヒントになれたら幸いです。

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