食べると元気が出る!おにぎりの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2024.08.17

「うつわと焼き菓子 うみとじかん」坂本和歌子さん vol.3


こんにちは。8月の「器店主の朝ごはん」コラムを担当しております「うつわと焼き菓子 うみとじかん」の店主坂本和歌子です。
3回目の朝ごはんです。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は講義の日。
講義といっても私が生徒では無く、私が卒業した大分県立芸術文化短期大学にて陶芸の授業を受け持っています。朝9時から夕方4時半頃までフル活動で学生たちに陶芸の楽しさを教えているのですが、私自身が陶芸が好きすぎて、熱量たっぷりで陶芸を教えるので、1日が終わったら抜け殻のようになってしまいます(笑)。
おかげさまで私が授業を持つようになって、陶芸サークルができたり、陶芸家になりたいといってくれる生徒が現れたり、嬉しい結果もでてきています。少しでも陶芸の楽しさを、自分が作ったものを使って生活できるという喜びと豊かさを身につけていってくれたらいいなと思っています。


さて、そんな情熱の1日を過ごすので(笑)朝からおにぎりをいただきます。
やっぱりお米が一番元気が出ますよね。雑穀米のおにぎり2つです。オリーブオイルと味噌を梅に混ぜた梅おにぎりと、シンプルに胡麻のおにぎり。
海苔は陶芸教室の生徒さんがお土産にくれた徳島の大野海苔です。パリッと味が濃い海苔のおかげで、とても美味しいおにぎりになりました。オリーブオイルと梅は意外と合うので、是非試してみてほしいです。
他には無農薬のカラー人参で作ったきんぴらと、「喫茶ゆあみ」でも出しているピクルスと台湾風煮卵、甘夏の甘露煮です。
このきんぴらは、ゆあみで一緒に働くスタッフが作ってくれたものなのですが絶品で、永遠に食べていたい美味しさでした。幸せだな~。と噛み締めて食べました。
飲み物はホットの自家製赤紫蘇ドリンクと白湯です。赤紫蘇ドリンクは今年初めて作ったのですが、疲れた時に飲むと私は元気がでるので、暑い夏には欠かせない飲み物になりました。




今日使っている器は「朝霧シリーズ」です。しっとりとした霧が立ち込める湯布院の森をイメージして作った作品たちです。ひとつひとつのうつわに表情があって、私も作るのが楽しい作品のひとつです。



ピクルスと台湾風煮卵が載っているのはプチコンポートです。小さなおかずやお菓子、アクセサリーなどを載せられる便利で可愛いうつわです。



甘夏の甘露煮が載っているのはおはなプレートの豆皿です。こちらも少し何か載せたい時に使える万能なうつわですよ。





マグカップの下に敷いているコースターは「うみとじかん」オリジナルです。これには長いストーリーがあるのですが、私が長年陶芸作家として活動する中で、肩こりに悩まされていました。
そして一日中つけているエプロンさえも肩こりの原因になっていたので、肩こりが軽減されて、しかも自分が可愛いと思うデザインのエプロンを作りたいと思い、友人の布もの作家の佐藤ゆうこさんとエプロンを作りました。布にもこだわり、オーガニックリネン使いました。私はそれを毎日つけていて、「うみとじかん」で販売しています。
それを作るときに出るハギレも可愛らしく、活用したいと作ったのがこのコースターなのです。一輪挿しの形とお皿の形で作ってもらっています。

 


一日中つけていても肩が凝りにくく、「うみとじかん」のスタッフたちもつけています。みんなのお気に入りのエプロンになりました。
おかげさまで今ではエプロンもコースターも人気商品です。

 

 

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うつわと焼き菓子 うみとじかん

大分県別府市千代町5-1
TEL:0977-76-8762
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
https://umitojikan.com
オンラインショップ:https://umitojikan.stores.jp
Instagram:@umitojikan

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