体調を整える、おじやの朝ごはん

「食と器 ming」水谷なおこさん vol.2

こんにちは。11月の朝ごはんコラム担当の「食と器 ming」水谷です。今回は飲みすぎてしまった次の日の朝や、季節の変わり目で体調が思わしく無い日の朝ごはんのご紹介です。

お酒は大好きで、友人とお喋りしながらついつい飲み過ぎ食べすぎてしまうことがしばしば。本当は食べないで胃を休める方か良いのかもしれませんが、お腹がぐぅと鳴れば、こんな朝ごはんを食べています。

土鍋で気軽に冷凍ご飯をお粥、おじやを煮ます。お米だけでも十分ですが、少しでも栄養を摂りたくて、今朝はささっと間引きの人参を葉っぱまで刻み、乾燥しいたけをぽきぽきと折って加えました。6年もの（！）の自家製味噌と、いただいた美味しいお漬物を添えて。

コトコトと鍋が煮えてくる様を見るとホッとして、少しずつ元気が戻ってくるのを感じます。土鍋はそのまま食卓に。蓄熱がすごいので、食べ終わるまでハフハフと温かい。

洗い物の手間が少し省けるのも本当に助かる優秀な道具です。こちらは浅めのタイプなので、普段はグラタンに使ったり、少量の煮物にも。近頃は耐熱の土が手に入りにくくなっているので、次の入荷はわかりませんが復活して欲しい一品です。
れんげもデザートに、小鉢代わりに薬味や前菜を乗せても楽しいですよ。

今回もお読みいただきありがとうございました。次回は普段の朝ごはんをお届けします。

土鍋：藤居奈菜江
お茶碗、レンゲ：渡邉由紀
しゃもじ：アフリカのもの
お味噌の小皿：栗田壮平
お漬物の小皿：ソロソロ窯

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