「オウチノ道具」山口裕子さん vol.4

こんにちは。「オウチノ道具」の山口裕子です。最終回となる今回は、お店が休みの日の ”現実” の朝ごはんを紹介します。

お店が休みの日曜日は、近所の人気のカレー屋さん「SPICE POST」のカレーをテイクアウト。週末は9時オープンなのでちょうど活動しだしたころの朝ごはんにちょうど良いです。
人気は3種盛りですが、私はいつもチキンカレー一択で、チキン2個（デフォルトは４個）にごはん100gです。
普段の朝は飲み物だけなのに、こちらのカレーは不思議とするすると食べられてしまいます。量は少なめですが。。。
（今回は写真用に見栄を張って（？）、ごはんは「ふつう」の200gに）
もともとは夫がこちらのカレーの大ファンで、週3ペースで通っていたことも。（以前は8時オープンだったので、朝カレーしてから出社）その影響で私もすっかりはまってしまいました。と言っても、食べるのは月1回くらいですが。。

テイクアウトは夫に任せて、私はお皿の準備。
カレーを盛るのは、なか工房さんのカレー皿。まさにカレーのためのお皿です！6、7、8寸と3種類ありますが、今回使ったのは一番大きな8寸のもの。

スプーンは、日比野雄也さんの白漆のものと、森下シゲキさんのアルミのもの。
日比野さんのスプーン（左／1年弱使用、右／新品）は、グレーがかった色味と漆の下に透けて見える彫り跡がかっこよくも美しく、うっとり見惚れてしまいます。
（日比野さんには、7月開催予定の「木のもの」展にご参加いただきます！）
森下さんのスプーンは、アルミなのでとっても軽い！持ち手のもこもことしたデザインがかわいくて癒されます。
どちらもとても持ちやすいスプーンです。

追加した玉ねぎのアチャール（ピクルス）は、有田焼の花小鉢に。パクチーは鈴木しのぶさんの花模様が施された木瓜皿に。
コップはヨシロ工房さんのカタコップSとL。ガラスのゆらぎがきれいなコップです。
コースターは縫いの日さんのもの。ふっくらまんまるで温かみがあります。

SPICE POSTのルーは、スープのようなシャバシャバ系です。8寸だとたっぷりのルーもしっかりと受け止めてくれます。このカレー皿は、縁に引っかかりがあるので、すくって食べやすくなっています。
カレーが美味しいのはもちろんですが、私の好物は「玉ねぎのアチャール」！
少し添えられているけれど、私は、「追いアチャール！」必須です。あと、パクチー(スーパーで購入）もたっぷり乗せて。

食後のコーヒーは、イワオトナリテさんのこんもりカップと六郎左衛門さんのマグカップで。

イワオトナリテさんは、こんもりと丸みのあるフォルムがなんとも癒し。丸みのあるものってそれだけで気持ちが穏やかになる気がします。
六郎左衛門さんのものは、シャープで凛とした印象です。でも、台形のフォルムにちょこんとついた小さな持ち手がどこか抜け感があって、どっしりとした大らかさを感じさせてくれます。富士山を思わせるような形だからかもしれません。かっこよくて、チャーミング。そんなカップです。

【愛用の器】
カレー皿　なか工房さん
スプーン　日比野雄也さん／森下シゲキさん
木瓜皿　鈴木しのぶさん
小鉢　有田焼　
コップ　ヨシロ工房さん
コースター　縫いの日さん
マグカップ　イワオトナリテさん／六郎左衛門さん
　　　

1ヶ月間、ありがとうございました。以前はよく撮っていた料理の写真ですが、最近は日々のバタバタに追われて、写真を撮るまでの余裕がありませんでした。

今回、この企画に参加させていただいて、写真に残すってやっぱりいいな、とあらためて思いました。
器は料理を盛ることで、その魅力がさらに広がっていくと思います。お客さまへの提案としても、自分の記録としても、また写真を撮っていきたいなと思いました。
このような貴重な機会をいただきありがとうございました。

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