旅の思い出、朝ごはん

器店主の朝ごはん
2019.11.10

「器屋anjico」井口美緒さんvol.2

おはようございます!11月を担当させていただいております「器屋anjico」の井口美緒と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
2回目の朝ごはんは大好きな台湾風です。

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台湾へは十数年ほど前から、年に1〜3回のペースで通っていて、とりわけ旅の楽しみにしているのは、活気溢れる朝ごはん屋さんで過ごす時間です。
湯気が立ち上る光景、ジュワッと鉄板で卵の焼ける音、ローカルな食堂に身を置きながら忙しい毎朝の光景を見ながらの朝ごはんには毎回ワクワクします。

そんな私の今日の朝ごはんメニューは台湾早餐(朝ごはん)の定番「鹹豆漿(シェントウジャン)」という豆乳のスープと、卵と一緒に具を巻いて焼いたクレープ「蛋餅(ダンピン)」です。
現地で食べるものにはもちろん敵いませんが、準備も簡単なことからわが家では度々登場します。
鹹豆漿は具材と調味料をお碗に入れておき、そこへ直接アツアツの豆乳を注ぐだけ!
お酢の効果でおぼろ豆腐のように少し固まったあったかいスープは年がら年中、美味しくいただけます。

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蛋餅のクレープ生地は一度にまとめて焼いておきます。
直接フライパンに割り入れてラフに焼いた卵にクレープ1枚をのせて焼き、裏返したら好きな具を巻いて焼くだけ。具はハムとチーズを入れました。
いつもの朝食と変わらず冷蔵庫にあるものだけでとても手軽に用意できます。

日々の朝ごはんに求めるものは簡単で栄養がありそうなもの。
そして洗いものが少ないのも大事、笑。

ちなみに柿のビタミンCは全果物の中でもトップクラスとのこと!
風邪の予防にもこの季節よく食べます◎

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現地のローカルな食堂で一般的に使われるキッチュな食器も気分が盛り上がるのですが、お気に入りの器に盛り付けて自宅で食べる旅の味は日常と非日常をつないでくれるような気がします。
旅を思い出す朝ごはん、クセになりますよ◎

本日使ったうつわは次の通りです!

・鹹豆漿のボウル  小林耶摩人さん
・蛋餅のお皿    林拓児さん
・タレの片口    大沼道行さん
・柿のお皿     楠田純子さん
・フルーツピック  只木芳明さん
・汲み出し     大沼道行さん(全体画像のみに登場)

  
それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします^^

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器屋anjico

兵庫県西宮市結善町6−27
TEL:0798-72-2100
営業時間:11:00~18:00
定休日:火・水曜(その他臨時休あり)
HP:http://www.anjico.com/
Instagram:@anjicogram

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