冬のはじまり、パンとスープの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2019.11.17

「器屋anjico」井口美緒さんvol.3

おはようございます。11月の朝ごはんを担当させていただいてます兵庫県の「器屋anjico」の井口美緒と申します。
立冬も過ぎ、朝晩はすっかり寒くなってきてあったかいものが恋しくなる季節となりました。
そんな第3回目は「パンとスープの朝ごはん」です。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
anjico3_1
1回目のコラムで共働き夫婦の毎日の朝ごはんの基本形は、
一軍 トースト、オレンジジュース、ヨーグルト、フルーツ
二軍 余裕があれば卵や野菜を使ったメニューがつく
・・・といういつも簡単な朝ごはんだと自己紹介させていただきました。

anjicoのある阪神間の夙川〜苦楽園エリアはとても美味しいパン屋さんがたくさんあります。
食パンもバゲットもハード系もお惣菜系も幸せなことにいろいろと選択肢があるので毎日の朝食のほとんどをパンにお世話になります。
anjico3_2
そんなわが家の朝ごはんで登場回数の多いのが木工作家 酒井桂一さんの「パン皿」です。
酒井さんが長く使っておられる同じタイプのお皿を拝見し、それがとてもカッコよく育っている姿に憧れて購入しました。
まだ1年半ほどですが「使うことがいちばんのお手入れ」と信じてガシガシ使っています。ゴシゴシと洗うし、あえてオイル等でのお手入れもしていませんが少しずつ好きな風合いに育ってきたようにも感じられて、とても愛着があるものです。
ご存知のとおり、木のお皿は焼きたてのパンの蒸気を吸収して逃がしてくれるのでパンがべちゃっとならないところも、もちろん魅力です◎
anjico3_3
anjico3_4

そしてわが家の朝ごはん二軍に秋冬に入り込んでくることが多いのがスープ。︎
きれいな色のスープが少しあるだけで朝食が華やかになるのでありがたい。
八田さんの黄粉引のお碗も何にでもあってありがたい器です。
(スープはもちろん前夜からの繰り越しですよ、笑。)

その他はいつも通り“朝ごはんの基本形”の組み合わせです。
anjico3_5
・トーストしたカンパーニュ(バター多め)
・オレンジジュース
・ヨーグルト+無花果
・にんじんスープ
・生マッシュルームと林檎とチーズのサラダ
・コーヒー


anjico3_6
(こちらの蓋物はドイツ在住の陶芸家さんの作品です)

サラダは薄切りしたマッシュルームと林檎に美味しいお塩とオリーブオイル、チーズをおろしてかけるだけ。超!がつくほど簡単なのに美味しいのでオススメです◎
それに最近手に入れたお気に入りの蓋物にはお塩が入っていることもあり、テーブルに蓋物を引っ張り出すのを嬉しがってサラダは大体この食べ方です。
ここにスクランブルエッグや生ハムがあったらいいのに!とも思うけど、そんなふうにコンプリートする日は滅多にないんですよね〜(笑)

今日もご覧いただきありがとうございました!
いよいよ次週4回目、最終回です。11月最後の朝ごはんもどうぞよろしくお付き合いくださいね。

本日使った器は次の通りです!
・パンのお皿   酒井桂一さん
・スープの器   八田亨さん
・サラダのお皿  角田淳さん
・マグカップ   松原竜馬さん
・木のフォーク  酒井桂一さん
・木のレンゲ   只木芳明さん
・ガラスの器   鳥山高史さん
・お塩入れの蓋物 本屋敷由美さん(※当店ではお取扱いのない作家さんです)

 

→「器屋anjico」の記事はこちらから

→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

器屋anjico

兵庫県西宮市結善町6−27
TEL:0798-72-2100
営業時間:11:00~18:00
定休日:火・水曜(その他臨時休あり)
HP:http://www.anjico.com/
Instagram:@anjicogram

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ