素敵な器を使った朝ごはんコラム、12月担当は「chigiri」西島千恵子さん

こんにちは。静岡県三島市にあります器の店「chigiri」店主 西島千恵子と申します。

年内最後12月の朝ごはんコラムを担当させて頂くことになりました。

三島は東京から新幹線で約50分。
伊豆半島の付け根を想像して頂けたら、わかりやすいでしょうか？市内の至る所を富士山の湧き水が流れる水の街です。

お店の名前は “chigiri” = “ちぎり”と読みます。
「ちぎり」は木工の手法の名前、割れ目が走った木材を繋ぐ手法のこと。お店の看板にも使われており、掲げてから今年で5年目。経年変化で大分格好良くなってきました。

「どんなお店なのですか？」と問われれば、答えは本当にシンプルで「ごはんが美味しそう！」に見える器があるお店。（ひねりのない答えでスミマセン）
私自身が食べる事と料理する事を愛して止まず、その性格がダイレクトに反映していると思います 笑。

そしてお取り扱いのある陶器、磁器、漆器、硝子達と、春夏秋冬それぞれの季節を楽しんで頂けるように花をしつらえる。すうっとするような瑞々しい空間でありたいなと思っています。

1ヶ月に1回のペースで作家さんの企画展示会も開催しています。
その時には織物の作家さんや、革の作家さん、照明などの方もいらっしゃいます。いつもとはガラリと変わるお店の雰囲気も楽しいものです。
勿論、王道の器の展示会も！その時には常設展示をしまって、その作家さんの作品のみにて展示を行います。作家さんの個性をより深く、色濃い展示会を楽しんで頂けますよ。(写真は木工作家の宮下敬史さんの展示会の時のものです。)

最近ではInstagramなどのツールのお陰で遠方のお客様からもお問い合わせを頂いたり、「見てますよ〜! 」とお声かけ頂くことも多くなりました。
Instagramはお店まわりのあれこれや、器を使った我が家の夕ご飯をご紹介している（いわゆる裏側ですね）ので若干気恥ずかしくもあったりするのですが、そんなお客様とのやり取りがとても楽しくて、有難いものになっています。

そんな店主が静岡より、12月の毎週末にて朝ごはんをお届けします。
お付き合い頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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