おにぎりワンプレートで朝ごはん

器店主の朝ごはん
2020.07.19

「flatto」山本歩未さんvol.3

こんにちは。滋賀のうつわ屋「flatto(フラット)店主」の山本です。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

3回目の本日は、おにぎりワンプレートの朝ごはん。
なにかと慌ただしい朝は、洗い物も簡単なワンプレートが便利ですね。
おにぎりだと、子どもたちも食べやすくいつもよりサッと食べてくれます。

メインで使用したうつわは、福井亜紀さんの「26cm丸皿(緑砂)」。
「緑砂」とかいて、「りょくすな」と読みます。

名前のとおり、砂のようなややざらっとした質感。
単色の緑ではなく、黄色や青みなど、色々な色が入っていて、釉薬が薄いところは、土の色味がみえてこげ茶だったりと、とっても味わいのある表情が素敵なうつわ。

みそ汁のうつわは、市野耕さんの「灰釉 そば猪口」。容量が120mlほどと、小ぶりなお椀サイズ。
和食でも洋食でも合わせやすいうつわで、特に朝食の時など重宝しています。

表情豊かな灰釉の風合いと、腰のあたりにはいったストライプ模様が可愛らしい、お気に入りのうつわです。

ぶどうのうつわは、水野幸一さんの「銅彩釉 秋刀魚皿」のセットの小皿。
豆鉢として重宝しています。

銅彩釉(どうさいゆう)のうつわは、1回目のご飯茶碗としても登場しています。
シックで金属のような肌質がカッコいいシリーズなんですよ。

お茶を入れたのは、市野耕さんの「彩色灰釉 土瓶」と「彩色灰釉 細ゆのみ」。
灰釉のほかに、絵付けなどで使用する呉須を流しており、鮮やかなブルーの流れなど、美しい景色が楽しめるシリーズ。

市野耕さんのうつわは「しのぎ」と呼ばれる削り模様がはいったものが多いです。
ご出身が兵庫県篠山市で「丹波焼」の伝統技法のひとつである「しのぎ」をご自身の作品にたくさん取り入れていらっしゃるのです。
ちなみに、土瓶の持ち手の真鍮も、ご自身で加工したもの。
お若いですが素晴らしいセンスと技術があり、楽しみを見つけながらいろいろなことにチャレンジしているとても魅力的な作家さんです。

今日のメンバーの集合写真です。
箸置きは1回目同様、奥田章さんの「はしおきヤクミ(金彩)」でした。
ちょっとのおかずとおにぎり・おみそ汁で簡単だけどちょっと豪華にみえる、おにぎりワンプレートでした。
では、また次回もよろしくお願いいたします。

●今回使用した作家さんの商品ページ

福井亜紀さんのうつわ
https://flatto.jp/?mode=cate&cbid=2448544&csid=0

水野幸一さんのうつわ
https://flatto.jp/?mode=cate&cbid=1797326&csid=0

市野耕さんのうつわ
https://flatto.jp/?mode=cate&cbid=2390315&csid=0

奥田章さんのうつわ
https://flatto.jp/?mode=cate&cbid=1902449&csid=0

 

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和食器セレクトショップflatto(フラット)

滋賀県大津市北比良1043-62
TEL:077-576-3174
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定休日:月・水・隔週土日
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