広島編vol.3 まるでヨーロッパの蚤の市を訪れたような「Gemisch(ゲミッシュ)」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2024.05.18

厳島神社・原爆ドームと2つの世界遺産を有する広島県。「神が宿る島」といわれる宮島は日本三景に数えられ昔から多くの人々を魅了し続けています。
広島市で古本屋とギャラリー「書肆翠(しょしすい)」を営んでいる柴田さんに広島市内の素敵なお店をご紹介いただきました。是非、旅行の計画を立ててみてください。

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今週ご紹介するお店は、ヨーロッパヴィンテージを中心に扱う雑貨屋さん、Gemisch(ゲミッシュ)さんです。



店前にもカゴや雑貨があふれています。



入ると、その物量にビックリ!これは見応えあります。



食器、置物、アクセサリー、お茶…、気になるものがたくさんあってキョロキョロと。そして何だか既視感が…。



店名「Gemisch」はドイツ語の「混ぜる、混合物」の意味だそうです。店主の矢野さんは、大学卒業後、グラフィックデザインの仕事を経て、雑貨屋開店の夢のためドイツに1年滞在。蚤の市をまわって仕入れをし、帰国後、イベント出店から雑貨屋を始められました。
いまの店舗を7年前にオープンしてからは、毎年ヨーロッパの蚤の市などに行き買い付けを。バラエティに富んだ品揃えは現地仕入れで培った経験からなのですね。
転機はコロナ禍。渡欧できなくなった時期、幸運にも現地の知人に助けられ、現在もドイツやチェコからリモートで定期的に仕入れをしているそうです。



店内にはヨーロッパの雑貨以外にも、国内作家のミニ展示コーナーや、アフリカフェア、台湾フェアと企画が盛りだくさん。行くたびに新しい発見があって楽しめます。
そう、お店の既視感は外国の蚤の市。雑多で自分好みを掘り出すワクワク感はたまりません。矢野さんのお店のイメージもヨーロッパの蚤の市やチェコのよろず屋さんだそう。
他文化が混ざり合う素敵な雑貨屋・Gemischさん、イチオシです。


 

 

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Gemisch(ゲミッシュ)

広島県広島市中区幟町5-10 山下ビル1F
営業時間:12:00-18:00
定休日:木曜
https://gemischtwarenhandlung.net/
Instagram:@gemischtwaren

 
MAP:C
 

日本、〒730-0805 広島県広島市中区十日市町2丁目10−23 沖本ビル

日本、〒730-0854 広島県広島市中区土橋町6−29

日本、〒730-0016 広島県広島市中区幟町5−10−1

日本、〒730-0029 広島県広島市中区三川町4−19−3

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