桐生編vol.2 「工房チャツネ」の天然酵母パンを買って動物園&遊園地へ
~「リップル洋品店」岩野久美子さん~
わたしの暮らす街、桐生。2週目は自家製酵母のパン屋さんをご紹介します。
お店の名前は、「工房チャツネ」。全国各地にファンをもつ人気のパン屋さんです。
この街を慕って移住をしてきた「チャツネ」のご夫婦。土地に根付き丁寧に重ねる日々の暮らしの中から、生活に必要なパンを生み出しています。
レーズンの酵母を中心に酒粕、柿、桑の実など、季節に合わせた酵母でパンを焼いているそうです。生きている菌、酵母の力でパンを膨らませる。まるで魔法のようなお仕事ですね。
良い素材をシンプルに合わせて焼き上げられる「チャツネ」のパンは、噛めば噛むほど口の中に小麦の味わいと、どこか懐かしい気持ちがひろがります。大切にゆっくりと……。食と向き合う時間も一緒にいただけるパンだなーと、食べるたびに思わせてくれます。
ご縁のある生産者さんたちの農作物や調味料も、パンと一緒に並んでいます。色や形が美しく、選ぶのも楽しい!
カンパーニュに合うラタトゥイユのレシピを教えてもらい、早速、家で作ってみました。これは美味しい!
私たちも大好きな「工房チャツネ」、今すぐ足を運んでみてください、と言いたいところですが……夏の間はお休みです。自家製酵母を使い、自然の温度で作るため、暑い季節は発酵の管理が難しくなってしまうそう。
自分たちらしいパンと常に向き合う「チャツネ」ご夫婦。大抵のものが簡単に手に入る現代には、少々不便なお店です。でも、ここでしか買えない、ここでしか味わえないパンが生まれているからこそ、多くのお客さまに愛されているのだと思います。桐生の山々が紅く染まるころ、ぜひ小さな木戸をくぐってみてくださいね。
と、今日はもうひとつ。
桐生市民に64年前から愛されつづける「桐生が岡動物園」。「工房チャツネ」から徒歩5分ほどのところにあるので、パンを片手に散策するには丁度いい距離なのでご紹介させてください。
(※こどもどうぶつコーナーは飲食禁止です。)
こちらの動物園、誰もが気軽に立ち寄れるようにとの想いから、無休・無料です。ライオン、キリン、クジャク、フラミンゴ、マントヒヒ……色々な動物たちが暮らしています。
動物園の中の坂道を登りきり、小道を渡ると、遊園地が。「桐が岡遊園地」です。絵本に出てくるような、オモチャの国みたいななんともほのぼのした場所なんです。
久々にメリーゴーランドに乗ってみました。観覧車からは桐生の街が一望できます。サイクルモノレールは次の日、筋肉痛に。叫ばずにはいられない絶叫マシーン、バイキングもあります(大型遊具は有料ですが、大人200円・小人100円という料金設定!)。
大人も童心に帰って、タップリ楽しめるスポットです。桐生へお越しの際は是非立ち寄ってみてくださいね!
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群馬県桐生市宮本町2-3-6
TEL:050-1190-2676
営業日:木・金・土曜(8・9月はお休み)
営業時間:12:00~17:00
http://kobochutney.blogspot.jp
■桐生が岡動物園
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群馬県桐生市宮本町3-8-13
TEL:0277-22-4442
休園日:なし
開園時間:9:00~16:30
http://www.city.kiryu.lg.jp/zoo
■桐生が岡遊園地
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群馬県桐生市宮本町4-1-1
TEL:0277-22-7580
休園日:不定休
開園時間:9:30~17:00(3~10月)、9:30~16:00(11月~2月)
http://www.city.kiryu.lg.jp/amusementpark
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