素敵な器を使った朝ごはんコラム、6月担当は「archipelago(アーキペラゴ)」上林絵里奈さん
さわやかな季節もつかの間、いよいよ6月になって梅雨入りが気になるところですね。雨が多いこの時季は、お休みの日も家で過ごす時間が多くなるかもしれません。そんなときこそ器の力を借りて、ちょっと気分のいい朝の始まりを。明日からの1か月間、週末連載「器店主の朝ごはん」を担当してくれるのは、兵庫県篠山市にある「archipelago(アーキペラゴ)」の上林さんです。今日は、そのお店のご紹介を。
写真:三部正博 原稿:上林絵里奈
初めまして。「archipelago(アーキペラゴ)」といって「多島海」を意味する名前のセレクトショップを兵庫県篠山市で展開しています。
大阪からJR福知山線で約1時間の古市駅を降りて徒歩一分の農協の米蔵を改装し、2016年5月にオープン。作家物の器やオブジェ、洋服、本、食品などの私たちが今まで出会い、暮らしに取り入れ思い入れのある商品たちを選んでいます。
店内ではゆっくりとした時間を過ごしていただけるよう、ドリップコーヒーなどが飲める喫茶を併設しています。
店名とともに、島々がデザインされたショッププレートです。
元は農協の穀物倉庫だったこの場所。建物の歴史を生かしつつ、新たな息吹を吹き込まれた空間は、静謐でありながらどこか生き生きとした趣になりました。
店内には器のほか、洋服や生活道具なども。
年に数回、作家の個展や味噌作りなどの食のイベントも開催しています。丹波焼という伝統的な焼き物の産地であり食も風土も豊かなこの土地で、様々な作り手やお客さまという島々の間を小さな小舟で行き来しながら、日々の暮らしが少しでも豊かになるお手伝いをできたらと思っています。
明日からの連載、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
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