プライベートヴィラで満喫するバリ時間
朝食はヘルシー、夕食はバリスタイル、夜更けは…
「スーリヤ ケンバー」のヴィラの中央にレストラン&バーがあります。インドネシア料理をベースにした創作料理は人気が高く、ウブドに長逗留するツーリストもわざわざやってくるほど。芸術の村ウブド近郊は、舞踊や絵画、木彫細工、石彫細工、金銀細工などの伝統芸術や工芸のアトリエが点在しています。ものづくりのインスピレーションを強く刺激されるのか、この地には世界中からアーティストが集まり長期滞在していくそうです。
ブレックファーストは、オムレツにパンケーキからナシゴレン(炒飯)やミーゴレン(焼きそば)までバラエティ豊か。オーストラリアで焙煎したインドネシア産コーヒ豆を使ったエスプレッソやラテ、搾りたてのフルーツジュースなど、ドリンクにもちょっとこだわっています。
南国フルーツ入りのグラノーラボウル、甘さ控えめだったパンケーキ。
ディナーは、サテ(串焼き)やガドガド(ピーナツソースの温野菜サラダ)といった郷土料理や、バリ風ソースでいただくチキンやポークのグリルがおすすめ。もちろんサラダとビールだけでもOK。好きなものを好きなだけ、気どらずに楽しめるレストランです。
家鴨を素揚げにした「クリスピーダック」(120,000IDR*950円くらい)。ご飯もお野菜もついた満足プレート。
そして夜更けにはぜひバータイムを。南半球の星空を眺めながら、ベッドまで数分の距離で杯を重ねる、そんな至福の時間が味わえますから。
神様への儀式やヨガで爽やかな朝を
夜明け前、幸福のトカゲと呼ばれるトッケイの鳴き声で起床。部屋には無料のバリコーヒーが置いてあるので、それをまず一杯。飲み終えて敷地内を散歩していると、地域のプマンク(祭祀職)が、神様への祈りとお供えを捧げるためにやってきます。ヴィラのエントランスやプールのそばで、プマンクが祈る姿は、まるで神様と対話しているかのよう。親密であたたかく、そして清々しい光景に出会えました。
神聖な祈りの場に遭遇したあとは、施設内のスタジオで開催されるヨガレッスンに参加。爽やかな風が吹きぬけるスタジオでカラダとココロをゆっくりとほぐしていきます。
毎朝週3回ほど開催。個人レッスン依頼も可能
さてホテルでの時間を満喫したらウブドの中心や観光地へGO。受付で送迎車の手配(有料)ができるので安心です。緑に包まれたウブド、小さくて心地よい楽園「スーリヤ ケンバー」に出掛けてみませんか?
text & photo:森 有貴子
次回は、ウブドの絶景スポットについてご紹介します。
☎0361 971812
suryakembarvillas@gmail.com
https://www.suryakembar.com/
料金:1ベッドルーム(ヴィラではない)$120~
2ベッドルーム・ヴィラ $200~
*HPメニュー「Facilities /Events」のTourdeskに各エリアへの送迎料金が記載。
ウブド中心地まで60,000IDR(片道)、グラライ国際空港からホテルまで350,000IDR(片道)にて送迎可。
*掲載データはすべて2018年5月のもの。10,000IDRは78.57円(2018年6月調べ)
Profile
森有貴子
編集・執筆業。落語、相撲、歌舞伎、寺社仏閣&老舗巡りなど江戸文化と旅が好き。当ウエブにて連載「大人の江戸あるき」を執筆中。韓国、台湾、中国、タイ、マレーシア、親しみあるアジアに魅かれ毎年アジア旅をアップデート中。江戸的でも旅的でもないですが、instagram morissy_edo も。
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