ウブドの小粋なストリートをのんびり散策
個性的なウブドのメインストリート
ウブドの中心街には、いくつかの個性的なストリートがあります。ウブド王宮や市場、美術館、昔からのレストランやカフェなどが並ぶ「ラヤ・ウブド通り」、バリらしい雑貨やお土産物、海外ブランドなどのショップが続く「モンキー・フォレスト通り」、寺院や伝統舞踊の舞台から人気のSPAサロンが多い「ハノマン通り」など。たくさんの観光客がショッピングや観光にと、そんな目抜き通りを往来します。
地元のひとから観光客まで多くのひとで賑わうウブドの市場。早朝から9時ごろまでは食材メインの朝市、10時ごろから土産店がオープン。
のんびり歩きが楽しいゴータマ通り
どの通りもおもしろいのですが、おすすめしたいのはロコっぽいワルン(食堂)やテラスが心地よいカフェ、洒落たレストラン、バリの果実やスパイスを使ったコンフィチュール店、小さなバティック雑貨や器店などがある「ゴータマ通り」。車やバイクが制限されているので、のんびり歩きを楽しめるのがうれしいのです。
歩きやすいけれども暑さ&紫外線対策は必要。帽子や日傘をお忘れなく。
軒先にココナッツがあれば生ジュースOK
「ゴータマ通り」と交差する「デウィ・シタ通り」を越えて、小さなカフェが点在するエリアに。店先にココナッツが置いてあるカフェで休憩することに。わりと目にする光景ですが、生ココナッツジュースが飲めるということだそう。日本円で200円ぐらいですが、私はアイスコーヒー派です。
こんな感じでゴロゴロとココナッツが!南国らしいスタイルの心地よいカフェ。
バリスタイルの洒落たレストランで夜を過ごす
夜は、ウブドに暮らす友人がご贔屓のレストラン&カフェ「サンバル・マタ」へ。メインのラヤ・ウブド通りからゴータマ通りに入ってすぐのオープンスタイルなおしゃれなレストラン。インドネシア料理をベースにしたフュージョン料理がいただける店は、ツーリストや地元のオシャレさんに大人気。
打ちっぱなし空間にバリスタイルのインテリア。壁画はアメリカ人アーティストによるもの。
爽やかなエビとマンゴーのサラダ、ボリュームのあるチキンクリスピー、ちょっと変わったタコのタコスなどをオーダー。どれもマイルドで食べやすく、独特のスパイス使いがアジアっぽい。アルコールはもちろんですが、デザートメニューが充実しているので別腹タイプのひともご安心を。
これにドリンクやデザートをつけて400,000IDR(約3,000円)ぐらい。
昼も夜も、なんだかのびのびできる小粋なストリートです。
text & photo:森 有貴子
【ゴータマ通りおすすめショップ】
インドネシア料理ベースのフュージョンレストラン
「サンバル・マタ」
(Sambal Matah)
住所:5 Jl. Gootama, Ubud
営業時間:9:00〜23:30
バリのフルーツやスパイスを使ったコンフィチュール店
「コンフィチュール・ミッシェル」
(Confiture Michele)
住所:Jl. Gootama, Ubud
営業時間:9:00〜22:00
カラフルでセンスのいい陶器雑貨が揃っている
「クバラ・ホーム」
(Kevala Home)
住所:JI.Dewi Sita,Ubud
営業時間:9:00〜19:30
*掲載データはすべて2018年5月のもの。10,000IDRは78.57円(2018年6月調べ)
Profile
森有貴子
編集・執筆業。落語、相撲、歌舞伎、寺社仏閣&老舗巡りなど江戸文化と旅が好き。当ウエブにて連載「大人の江戸あるき」を執筆中。韓国、台湾、中国、タイ、マレーシア、親しみあるアジアに魅かれ毎年アジア旅をアップデート中。江戸的でも旅的でもないですが、instagram morissy_edo も。
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