伊勢丹新宿店からレポート! ヴィンテージ満載のフェアDEN MANSION
みなさーん、先日ご紹介した伊勢丹新宿店の大注目イベント、ヴィンテージ・アーカイブ・クラフトをテーマにした「DEN MANSION」が、もう始まっていますよー。編集スタッフ津田が一足先に行ってきましたので、その様子をレポートします!
本館4階「コンテンポラリースタイル/ライフ&スタイル」エリアへ向かうと、まわりの売り場とはちょっと違う、クラシカルな雰囲気のコーナーが出現! そう、こちらが架空のヴィンテージマンションをテーマにした「DEN MANSION」です。個性的なデザイナーさんたちが住む部屋をイメージしたディスプレイがなんとも格好よく、この不思議な空間に吸い寄せられるように、たくさんのお客さまが集まっていました!
百貨店の中にこんなヴィンテージ感あふれる空間が作られるのって、なかなか見ないですよね。「これはきっと何か仕掛けがあるはず!」と、にらんだ津田。伊勢丹新宿店のバイヤーさんにその秘密を聞いてみました。
「おっしゃるとおり、期間限定のイベントのために、こんなに多くの家具や什器を搬入してディスプレイするのはとても珍しいことなんです。でも、ヴィンテージ・アーカイブ・クラフトをテーマにしたイベントには、こういう温かみのあるインテリアが欠かせないと考え、いろいろなハードルを乗り越えつつ(笑)、設計&リノベーション会社の『DEN PLUS EGG』さんに古家具のセレクトをお願いすることになりました。お買い物はもちろん、ぜひこのヴィンテージ空間自体をたくさんの方に味わっていただきたいですね」
こちらは、ヨーロッパを中心としたヴィンテージの家具や雑貨を扱うショップ「D+E MARKET」のコーナー「D+E CAFE」です。スタイリングのイメージは、フランスのカフェ。カラフル&シックな色合いが絶妙なこの器たちは、すべてイギリス・フランスから取り寄せたものだそう。
椅子も、フランスの家具メーカーのバウマン社製。現地ではビストロやホテル、劇場などでもよく使用されているモデルで、背もたれの曲線がすてきです! ただ残念ながら、ディスプレイに使われているこれらの家具は、すべて非売品。「残念~」……と肩を落としていた津田に、バイヤーさんからうれしい情報が!
「実はここに置かれている家具は、お隣の駅からすぐのところにあるショップ『D+E MARKET TOKYO』で購入していただけるんです。気になる家具があったら、売り場のスタッフに声をかけてくださいね」
わー、いいですね! 実際に部屋に置いたところをイメージしやすいディスプレイになっているので、服のお買い物のついでに「この椅子も一緒に買いたい!」というお客さまが続出しそうです。
こちらのコーナーにも、バウマン社の椅子が。ここに並んでいるのは「les Briqu’a braque(レ・ブリカ・ブラック)」の、デッドストックのカーディガンやヴィンテージクロスで作られたスカート。デザイナーの山瀬公子氏が、長年かけて旅先や蚤の市で集めてきたというスタンプを押したワッペンが、いくつも縫いつけられています。
一つ一つのワッペンをよ~く見てください。例えば写真手前のものには、かわいい4人のおじさまたちの首元に、青い糸で刺繍された蝶ネクタイが! なんともチャーミングで、遊び心のある一枚。こんな特別感のある作品に袖を通したら、ぐんと気分があがりそうですね。
お隣は、見ているだけでワクワクする「ANTIPAST(アンティパスト)」のコーナー。それもそのはず、こちらのディスプレイのテーマは、「おもちゃ箱をひっくり返したような空間」なのです。今ではもう手に入らない柄のソックスや、それらの生地を使って特別に作られたアイテムがズラリ。「どれもかわいい~~」と黄色い歓声を上げて、編集部一同、キャッキャ盛り上がっています。
編集スタッフ津田は、こちらのぬいぐるみ“ソックスモンキー”にひとめぼれ。ソックス生地で作られているので、縫い目もなく、とっても触り心地がいいのです。
数年分のアーカイブ生地を組み合わせて制作されたパッチワークバッグは、4点のみの限定アイテム。写真で見えている側だけでなく、後ろ側も色合わせや柄合わせが違うんです。よくよく見ると、「持ち手部分のこの模様のソックス持ってる!」なんてことがあるかもしれませんね。
作家さんのアトリエのようなこちらは、ニットデザイナー津吉裕美氏が手がけるブランド「HIROMI TSUYOSHI」のコーナー。古いものと新しいものをミックスした創作を得意とするブランドだからこそ、新しいものを作る場のアトリエをイメージしたディスプレイにしたとのこと。テーブルのように見えるのは、アンティークのミシン台! 他にも、ニットが制作途中かのようにディスプレイされていたり、ミシン糸が転がっていたりと、細かい演出も必見ですよ。
こちらはヴィンテージのチロリアンテープから柄を起こした、オリジナルの織柄生地と北欧のヴィンテージファブリックを組み合わせたラップスカート。ニット生地をポイント使いするなど、ニットデザイナーならではのこだわりが詰まっています。
「KristenseN DU NORD(クリステンセン ドゥ ノルド)」と「seya.(セヤ)」、2ブランドのアイテムが並ぶコーナーは、パリのアパルトマンのイメージ。一人掛けのヴィンテージソファが、趣きたっぷりですね。
「seya.」のシャツドレスは、フランスの蚤の市で見つけた希少なヴィンテージ生地を、奄美大島の職人が草木染めしたもの。「何色」とは表現できないような、ニュアンスのある深い色合いがすてきでした。こちらの色は、伊勢丹新宿店限定色で、ここでしか購入できませんので要チェックです。
「クリステンセン ドゥ ノルド」のシャツドレスも、ネイビーは伊勢丹新宿店の限定色。比翼仕立てや袖の異素材切り替えなど、こだわりのデザイン性と、ゆったりシルエットの着心地のよさが美しく両立していて、大人の普段着にぴったり!
デザイナーさんたちのこだわりと想い、ここでしか買えない限定品、ヴィンテージ家具を使ったディスプレイ……。「DEN MANSION」は、たくさんの“こと”や“もの”を堪能できる、とってもスペシャルなイベントでした! 編集スタッフ津田的に、本当に本当におすすめなので、ぜひみなさんに楽しんでいただきたいです。期間は3/19(火)まで。お見逃しなくー!
ISETAN ONLY MI「DEN MANSION」
2019年3月6日(水)~19日(火)
伊勢丹新宿店本館4階=コンテンポラリースタイル/ライフ&スタイル
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
TEL:03-3352-1111
営業時間:10:30〜20:00
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku.html
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