静かな湖畔でゆったりとした大人の休日を楽しむ「TINY GARDEN 蓼科」
空気が澄んで秋晴れが気持ちいい日には、ハイキングや紅葉狩りなど自然をたっぷり感じられるお出かけがしたくなりますよね。そんな方におすすめしたいのが、長野県茅野市に新しくオープンした「TINY GARDEN 蓼科 -Camp,Lodge & Cabins-(タイニーガーデンタテシナ キャンプ、ロッジアンドキャビンズ)」です。
「TINY GARDEN 蓼科」は株式会社アーバンリサーチが運営する宿泊滞在型施設。洋服に限らず、インテリアや食品の企画・販売や野外フェスを開催するなど、心が豊かになるようなライフスタイルを提案するアーバンリサーチの新たな取り組みの一つとして、八ヶ岳の麓にある蓼科湖のすぐそばで2019年9月21日オープンしました。
最寄りの茅野駅には、東京からは新宿駅よりJR中央線特急列車あずさ号に乗り約2時間30分。駅からは車に乗り、緩やかな山道と風景を楽しんでいるとあっという間に時間は過ぎ、約30分で「TINY GARDEN 蓼科」に到着します。
元々は温泉旅館であった建物をリノベーションして生まれ変わったロッジへの宿泊はもちろん、湖のすぐそばでキャンプが楽しめる施設としてオープン前から注目が集まっていました。キャンプを楽しむ人だけではなく、都会の喧騒から離れ静かにゆっくり過ごしたいという方にもおすすめの「TINY GARDEN 蓼科」を編集スタッフ・ツダが取材してきましたー!
「TINY GARDEN 蓼科」への宿泊は、ロッジ・キャビン・キャンプの3タイプから選ぶことができます。到着して最初に出迎えてくれるロッジには、客室やショップ、カフェ、そして蓼科温泉(ろ過循環)が楽しめる大浴場が。客室は洋室か和室、どちらかのタイプを選べます。
こちらは一部屋限定のコンフォートルーム。28㎡と、とても広々とした贅沢な一室! ソファはアーバンリサーチ ドアーズのオリジナル家具で、Bothy(ボシー)シリーズのもの。実際にお店で販売しているソファを、宿泊中はじっくり体験することができますよ。
Bothy(ボシー)シリーズは、ほんの少しだけアウトドアのエッセンスを加えたような雰囲気が特徴的で、アームトップ部分には木の温もりや表情を感じることができるオーク無垢材を使用しています。座り心地もふかふかで気持ちよく、癒されます~。本を読んだり、お茶を飲んだり、ゆったりとした時間が味わえますよ。
部屋に備えけられた洗面スペースも、グレーをベースとした色使いと間接照明がおしゃれ。
アメニティのハンドソープやファブリックミストは、お店でも販売しているオリジナルラインの「コスメ アーバンリサーチ」。インテリアになじむシンプルなデザインのおかげで、部屋にポンと置いてあるだけでサマになりますね。3タイプから選べる香りは、どれもやさしく癒されます~。気に入ったアイテムは、ロッジ内のショップでも購入することができますよ。
オリジナル家具やコスメアイテムをたっぷりと試せて、アーバンリサーチがつくるかっこいい世界観を味わうことができるのも魅力の一つ。更に、こちらの部屋の一番の注目ポイントと言えば……
窓から一望できる、豊かな緑と蓼科湖畔の景色。部屋から湖が見える客室はコンフォートタイプのみで、プレミアムな風景を楽しむことができます。日ごろ頑張ったご褒美に、何もせずのんびりと贅沢な時間を過ごすために宿泊してみたいですね。
キャンプを楽しみたい方は、テント泊か、シンプルな宿泊小屋であるキャビンを選ぶことができます。「キャンプは初心者で、テント泊はまだハードルが高い……」という人には、キャビンがおすすめです。
こちらのAタイプのキャビンは、上段がツイン、下段がダブルベッドとなっており、家族や友達など最大4人まで宿泊することができます。朝起きてすぐに目に入る大きな窓からは、白樺の木々が並ぶキャンプエリアを見渡すことができ、まるで森の中で目覚めたような気分になりそう。
Bタイプのキャビンは、カプセル仕様のベッドスペースが4つあり、みんなで楽しい時間を過ごしながらも、一人のプライベート空間で落ち着ける時間も。
外で開放的にバーベキューを楽しみ、夜はおこもり感のあるキャビンで語り合う。そんな格別な時間はきっと素敵な思い出になりますね。
キャビンの近くには、水が澄んだきれいな川が。川沿いを散歩していると、せせらぎが心地よく気分もリフレッシュ。森林浴を楽しむことができました。
蓼科湖を眺めながら、のんびり散歩をすることもおすすめ。湖面が鏡のように木々を映し出し、まるで絵画のような美しさです。静かな湖を眺めていると、ふぅ~っと気持ちも穏やかになりました。10月に入ると少しずつ紅葉が始まり、また違った景色を楽しめるそうですよ。
景色で心が満たされた後には、おいしい食事でお腹を満たした~い! ということで、オープンスペースのカフェでこの日限定のランチをいただくことに。湖からの風が気持ちよく通り抜けます。
料理メニューの注目ポイントは、地元の食材と高原野菜。サラダのレタスも都内で普段食べているものとは違い、新鮮でシャキシャキの食感。
ツダは「チキンとトマトの南インド風カレー」をいただきました。少しピリ辛でスパイシーな風味がとってもおいしい~。2杯目をお願いしたいくらいご飯が進みます。ししとうやパプリカも大きくて厚みがあり、甘い! 野菜のおいしさをじっくり味わうことができました。よく煮込まれた鶏肉は、身がほろほろしていてジューシー。ペロッと完食ですー。
豊かな自然に囲まれ、静けさと清々しい空気を感じながら、ゆっくり食事をする。それだけで、心も体も軽く内側から元気になっていくようでした。
大人の癒し旅行に欠かせない温泉は、テントやキャビンに泊まっている人も利用することができます。お風呂をどうするか問題はキャンプをする人にとって悩みの種ですが、「TINY GARDEN 蓼科」ではその心配は不要。汗をかいても、すぐに温泉に入りさっぱりできるのはとても嬉しいですね。
武田信玄の隠し湯として有名な歴史ある蓼科温泉(ろ過循環)は、弱酸性のさらりとした泉質。外の緑を眺めながらゆっくり温泉に浸れば、日ごろの疲れが癒えそうですね。
温泉へ行くときには、客室に用意され宿泊中は自由に使うことができる「FREITAG(フライターグ)」のランドリーバッグを持って行くのがおすすめ。ランドリーバッグのお貸出しサービスは、日本ではTINY GARDEN 蓼科が初めてとのこと。下着やタオル、ポーチなどを入れるのにちょうどいいサイズで、(ツダを含め)こうしたサブバッグを忘れがちな人にとっては便利でありがたい心遣いです。
「FREITAG」の製品はトラックの幌を再利用し1つ1つ手作りされているため、この世に1つも同じ製品はありません。頑丈な素材でできているので、数年使っても壊れにくく、物持ちがいいそう。元々の素材の傷や色合いなども味わい深く、かわいい~と「FREITAG」を気に入ってしまった方は、1階のショップで購入することができます。
湖畔をテーマにしたオリジナルアウトドアウェアブランド「EKAL(エカル)」を中心に、アウトドアギアもセレクトして販売しているこちらのショップにはガラス窓がなく、心地いい風がたっぷり吹き込んできます。
「このお店はほぼ外ですね(笑)お客さんもスタッフも他店では絶対経験できない“気持ちいい買い物”を楽しんでいます」とスタッフさんは話します。
「FREITAG」製品はバッグだけでなく、財布やポーチ、キーホルダーなどたくさん。豊富な品ぞろえの中から、お気に入りの一点ものを選ぶ楽しさは格別ですね!
自然とともにゆったりとした時間を楽しむことができる「TINY GARDEN 蓼科」は、東京からも遠くなく、気軽な旅行先としておすすめです! 10月に入ると紅葉がきれいなそうで、ツダももう一度行きたいほど。静かな湖畔で日頃の疲れをリフレッシュする大人の休日を味わいに、皆さんもぜひお出かけしてみてくださいね。
TINY GARDEN 蓼科 -Camp,Lodge & Cabins-
http://www.urban-research.co.jp/special/tinygarden/
〒391-0301
長野県茅野市北山8606-1
TEL:0266-67-2234
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