佐賀編vol.4 日常の中に音景の見える品々を。器とCDのお店「RITMUS(リトモス)」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2020.03.28

古代の遺跡や伝統工芸品の肥前びーどろ、江戸から大正まで時代の異なるレトロな建築物を楽しめる歴史民族館など、佐賀市は悠久の歴史を感じることができる街。ゆったりとした空気が流れる、ノスタルジックでおしゃれなお店も、実はたくさんありますよ。

案内役は古書店で働きながら自家製パンの販売も行うなど、幅広く活躍している一ノ瀬さん。選りすぐりのスポットをご紹介してくださっていますので、お出かけの参考にしてみてくださいね。

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最終回の今日は、ご夫婦の北島志彦さんとアライエミさんが営む、器とCDのお店「RITMUS(リトモス)」をご紹介します。佐賀市の中心部より車で約20分、佐賀大和ICにほど近い場所にある「RITMUS」。品揃えと立地の良さから、県外からも多くの方が訪れるお店です。

ハンガリー語でリズムという意味を持つ「RITMUS(リトモス)」。「日常の中に音景の見える品々を」という想いが込められているのだそう。今日はどんな風景がひろがっているかな? 逸る気持ちを胸に扉を開けます。

この日は、凛とした佇まいが美しい、横山拓也さんの作品が並んでいました。「RITMUS」は展示のたびにレイアウトが異なり、店内の印象ががらりと変わります。「毎月変わる風景を楽しみにしていてください」と、アライさん。自分たちだけのための空間に、器たちも何だか嬉しそうです。

食卓を演出してくれる器たち。器はその場の空気感を変えてくれます。「RITMUS」で紹介される器はお料理が引き立ち、手になじみやすいものばかり。飲食店関係の方が買われることも多いそうです。我が家でも愛用していますが、違う作り手のものでも並べやすくお料理が映えるので、普段使いとして、おもてなしとして、とても重宝しています。

展示に合わせて美味しいものも紹介されている「RITMUS」。こちらのコーナーには人気のスパイスなどが並んでいます。我が家に常備しているものもいくつかあるので、ついでに買えるのも嬉しいところ。

高知の「terzo tempo(テルツォ・テンポ)」という喫茶店で聴いたWATER WATER CAMELの「静かに暮らす」という曲がきっかけで、お店を始めることになった北島さん。その歌詞にぐっと心を掴まれたのだそうです。こちらには敬愛するミュージシャンたちのCDが並んでいて、視聴も可能だそうなので、迷ったときには声をかけてみると良いかもしれません。

店内の階段を上がっていくと真っ白な空間が目に飛び込んできます。季節によって展示が変わる「RITMUS+10」。「今使いたいもの、今欲しいもの」に出会うことができます。偶然の巡りあわせもお買い物の楽しいところ。この日、「Glück und Gute」さんのPOP UP SHOPで買い求めたウールとシルクの靴下は、ふんわり暖かく、すっかりお気に入りの一足になりました。

1階にある小さな喫茶スペース「foodizm(フーディズム)」。お店で取り扱われている器で、お茶やお菓子を楽しむことができます。実際に使ってみて「やっぱりいいなあ」と思ったり、おうちでの景色をあれこれ想像してみたり。ゆったりとした時間が流れます。

去年、音のある暮らしに加わった愛娘リトちゃん。なんと可愛いこと!お店の奥から時折聞こえる「ニャ~!」という声に思わずほっこり。タイミングが良ければ会えるかも?

好きなものを傍らに静かに暮らす。心地良さを五感で感じながら、理想の暮らしに近づいてきたお二人。お店を始めるまでの10年間、各地に足を運び、沢山の良い作品や人に触れて出来上がったこの空間は、理想を超えてこれからも私たちを楽しませてくれることでしょう。何かに出会えそうなわくわく感と、その余韻を味わいに、ぜひ訪れてみてくださいね。

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RITMUS(リトモス)

佐賀県佐賀市大和町大字梅野159-1
TEL:0952-97-5876
営業時間:11:00~18:00 or 19:00
定休日:不定休
https://www.ritmus-store.com/
Instagram:@ritmus_saga

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