ふぅ、ようやく10日分が終わり11日目に入りました。文章を書くのが昔から苦手で、この連載は正直お断りしようと思っていたのですが……。北海道の片田舎にある小さなお店を少しでも知ってもらえたらと筆をとっているのですが、ちょっとマジメに書きすぎてるかもしれません。ですが、最後までどうぞお付き合いくださいませ。

さて、ここ東川町は‟写真の町”として世界に宣言していますが（知る人ぞ知る感じです）、僕自身も写真は好きな方でして、何気ない日常などをこの町を訪れてくれた写真家の方達に切りとってもらえたら、なんて嬉しいことだろうと考えていました。

そして、‟勝手にひがしかわのお土産シリーズ”としてポストカードを製作することにしました。ありがたいことに、この10年くらいで何人もの素晴らしい写真家の方々がこの街を訪れ、色々な話を聞かせてくれたり、撮影をしてくれたりしています。

今回参加してくれた一人目は、うちのお店でも写真展を開催してくれた、黄瀬麻以さん。

二人目は東川在住の、安永ケンタウロスさん。

三人目は、石田真澄さん。

皆さんのことを書いたらとても長くなるので割愛します(笑)。

旅先からのハガキは嬉しいもので、小さい頃に父親がスイスから送ってくれたハガキを今でも覚えています。

その場所で感じた何気ないこと。いつもの日常は誰かにとっては特別なもので、その時にしか生まれないかもしれない。誰かを想って文を書いたり、何かを感じて記録する。

郵便屋さんが届けてくれる遡った時間と温度は、きっとその時の気持ちや想いが種となって誰かの心に届くことでしょう。

簡単に世界中にメッセージを送れる時代だけど、こういうのも悪くないよね。