意外と使いやすい形で食卓も華やかに! 宮内太志さんの器

今日のひとしな
2021.03.22

~「nagaya.」よりvol.22 ~

以前ご紹介した、池本惣一さんや佐々木智也さんの運営する登り窯「モグラの窯」のメンバーの陶芸家をもう一人ご紹介します。磁器の器を主に作っている宮内太志さんです。

愛媛の器の産地・砥部で修行後、独立。現在は砥部の隣にある松山市で作陶されています。一度お邪魔したことがある工房は、タヌキが出てきそうな(!)ほのぼのした里山にある古民家を改装されていて、建具や土間などが日本昔ばなしに出てきそうな雰囲気でした。

そんな工房で生み出される作品は、砥部の石を使いつつ少し荒い土も混ぜていて、磁器よりは少し柔らかで古物のような風合いを出しています。かたちもちょっと個性のあるものが多いですが、使ってみるとしっくりとくるサイズ感で仕上がっています。

「nagaya.」で人気があるのは、変わり八角皿。ダイヤモンドのような、八角を少しひねったような不思議な形ですが、リムがあって少しだけ傾斜がついているので盛り付けもしやすく、意外と万能です。飴釉の色の濃淡の出かたもとても綺麗です。

また、朝ごはんのグラノーラやヨーグルト、昼ごはんのそうめんのつけダレ、夕ごはんの副菜の煮物や冷奴、などなどどんな食事にも使い勝手のいい輪花鉢。形が輪花というだけで、少し華やかさが出ます。

器は丸いものが多いですが、今回ご紹介したもののように少し変わった形状の器を加えるだけで食卓の印象がガラリと変わるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。楕円や細長い各皿なども便利ですよ!

 

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nagaya.

住所:徳島県徳島市沖浜町大木247番地
TEL:088-635-8393
営業時間:12:00-18:00
定休日:木曜、金曜
オンラインショップ
instagram:@nagaya.tokushima

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