毎日使うものだからこそこだわりたい「志津刃物製作所」の包丁とナイフ

今日のひとしな
2021.05.18

~「文月」「道具屋nobori」よりvol.18 ~

さて、ここまで料理を盛る器についてお伝えしてきましたが、今回は毛色を変えて調理に使う道具についての回となります。

さて、包丁と言えば。

一家に一本、一人暮らしの自炊をしない人でも必ずと言っていいほどひとまず持っているであろう調理器具のひとつ。今までそれ以上の感想を持ったことは無かったのですが、「志津刃物製作所」の包丁は違いました。初めて実物を見た時、あまりのカッコよさに「ばり綺麗! なんこれ!」と思わずお郷の言葉が出るのを隠せなくなってしまったのでした。


(左から)ゆり 菜切り包丁 ¥7,700、ゆり 三徳包丁 ¥7,700、ゆり ペティナイフ ¥6,600

まずは「和食を楽しむお手入れしやすい包丁」という謳い文句の「ゆり」シリーズから。三徳、菜切、ペティと基本の3種類。シンプルなかたちで木のハンドルがより身近な印象を与えてくれます。

お手入れしやすいとあって、刃の両側は錆びにくいステンレス、芯材は切れ味の長続きするモリブデンバナジウムステンレス鋼(噛まずに言えません)、ハンドルの木は水に強く腐りにくい積層強化木を使用。そして、写真で伝わるでしょうか。「ゆり」は刃の部分が普通の包丁に比べてとても薄いんです。このおかげで見た目の美しさだけでなく、従来の包丁より小さな力ですとん、と切ることが出来ます。

気になる方にはひとまず万能な三徳……もいいのですが、包丁の場合は今あるものへの買い足しになると思うので、個人的には菜切がおすすめです。美しい桐箱のパッケージもあり、たいせつな方への贈り物としても。


(ナイフ・上から)pomme ペティナイフ ¥6,710、pomme パン切りナイフ ¥6,380、pomme チーズナイフ ¥5,390、(皿)ショウ フラットプレートS ¥2,310

基本の包丁を揃えたら、次はナイフの出番です。

「pomme」はつるんとしたスタイリッシュな見た目。その中には燻し加工と純金(!)メッキが。そして一点一点手作業で刻印されていて、ぎっしり、こだわりが詰まっています。

こちらもパン切りナイフ、ペティナイフ、チーズナイフとナイフと言えばの3種類。どれもハンドルがステーキナイフのような形状で、しっくり手に馴染んで持ちやすい。それぞれの用途に合った刃の工夫が施してあるのですが、私が特に気になるのがパン切り包丁です。どんなパンでも切りやすいよう二種の波刃が使われていて、さらに独自の刃の形のおかげでパンくずがほどんど出ないそう


ゆり 三徳包丁 ¥7,700、「Cul de Sac(カルデサック)」 青森ヒバ ハンドルまな板 ¥7,700

誰もが使う道具だからこそ、使いやすいことは長く使っていくために一番大事なこと。見かけのよさだけであれば楽しいはずの料理が、単なるストレスになってしまいます。

「志津刃物製作所」のつくるプロダクトは見えないところにも細やかな気配りがあり、それが確かな技術で再現されています。どれもよくデザインされた、使いやすさとそこに共存する美しさをもった、誇り有る"刃物"だと思います。



商品と脱線してしまうのですが、「志津刃物製作所」の"社長の雑記帳"(しかし実質は‟社員の備忘録”となっています)も読んでみてください。社名の由来や開発エピソードなどなど、軽快につづられていておもしろいので、商品と併せておすすめです。

 

text: ヨシタケ(道具屋nobori)

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文月/道具屋nobori

「文月」
住所:東京都台東区寿3-7-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
https://fuzukikuramae.stores.jp/
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「道具屋nobori」
住所:東京都台東区寿2-9-17
営業時間:11:00~18:00
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