～「monbus」よりvol.15 ～

今日のひとしなは、世界中の人々から愛される「CARTIER（カルティエ）」の名作タンク。「カルティエ」の腕時計のアイコンとして世に知れ渡っている、まさに名品です。

女性の永遠の憧れ「カルティエ」は、ルイ=フランソワ・カルティエ（1819-1904）が1847年に創業したフランスの高級宝飾メゾン。1853年にはパリにジュエリーブティックを開き、そのわずか6年後にはフランス皇帝ナポレオン3世の皇后ウジェニーを顧客とした歴史があります。

3代目の孫のルイ・カルティエの時代には世界的なジュエラーとして名を響かせ、1939年までに15カ国から王室御用達の特許状を受けるに至りました。英国王エドワード7世（1841-1910）の「宝石商の王であるがゆえに、王の宝石商」という言葉が、その功績を象徴するものとして遺っています。

こちらの腕時計は、ヴェルメイユケース（スターリングシルバーに金が貼りつけられた本体）に、「カルティエ」らしいローマ数字のインデックス（文字盤）。シンプルで美しいデザインは、女性の心はもちろん、私の心もつかんで離しません。

ニューヴィンテージと呼ばれる80年代以降の「カルティエ」も、年々手に入りにくくなっておりますので、当店ではスタッフの購入は禁止という厳しい鉄の掟が……。

タンクウォッチを愛する“タンキスト”にはモハメド・アリやアンディ・ウォーホル、アラン・ドロンなど世界各国、各時代の著名人が名を連ねており、日本でもスタイリストさんをはじめ、ファッション業界に関わる女性に所有率が高いアイテムなんです。

状態の良いものはどんどん手に入りにくくなっておりますので、ご決断された方はお早めにご連絡下さいね！

（スタッフ・ラリカ）

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