ひとつあると重宝するお役立ち 電子レンジもOKな人見和樹さんの器
今日のひとしな
2021.07.16
~「oku」より vol.16 ~
多治見市陶磁器意匠研究所を修了後、現在は岡山県備前市で作陶している人見和樹さん。ツヤのあるとろりとした乳白色に、ふわりと広がる鉄の窯変が特徴的な器を制作されています。
模様は鉄粉によるもの。土や釉薬に鉄粉を混ぜて焼くことで、あえて黒点や焼きムラが出るように。どんな表情が出るのか焼いてみないとわかりませんので、同じものはひとつとしてありません。
凛と静かな佇まいですが、厚みがありやわらかい形なのでかわいらしい印象も。厚みがあることで、強度的に心配が少ないのもうれしいです。
和食も洋食も、中華も、エスニックも似合う。なんでも受け止めてくれて、ガンガン使えて、電子レンジも使えるので、自然と出番が増えます。
カップは大きめですが面取りされているので、手に馴染みます。コーヒーやお茶を飲んだり、小鉢にしたり、めんつゆを入れたり、デザートを盛りつけたりなど、この形はいろいろな用途で使えるので、一つあると重宝します。
人見和樹さんの作品、ぜひお手に取ってみてくださいね。オンラインストアでもご紹介予定です。
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oku
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