～「SABI」より vol.3 ～

「frangipanirattans（フランジパニラタン）」。今日は、カンボジアで作られているラタンのバスケットのご紹介です。

初めて手にした時、「北欧のバスケットかな？」と思ったくらい、とても繊細で美しく丁寧な編み目にうっとりしました。

作られている国がカンボジアだと知り驚きました。私の知っている‟アジアのカゴ”といえば、もっと素朴で色目が濃いイメージでしたが、「frangipanirattans」のバスケットはとてもエレガント。細部までとても丁寧な作りで、綺麗な均一な編み目が特徴的なのです。

「frangipanirattans」を営んでいる森さんは、日本とカンボジアを行き来しながら、現地のラタン職人さんと協力し、素敵なバスケットや日用品などを紹介されています。

ラタンの製品は、アンコールワットで有名なカンボジア・シェリムアップの自然豊かな郊外の村で作られています。

カンボジアで古くから日用品などのラタン製品に用いられてきた、L peak種というしなやかで丈夫なラタンの一種を使用。水にも強く、水分がついたり汚れたら洗うこともできます。でも湿度を嫌いますので、よく乾燥させて下さいね。

シンプルなコースターを一枚下に敷くだけで、目にも涼やか。

果物や野菜を盛ったバスケットは、テーブルの上が引き立ちます。調味料をいれてセンターに置いたりするのも、食卓の雰囲気ががらっと変わっていいですよ。

私が初めて購入したフルーツバスケットは、小物を入れたり果物を盛ったり、季節によって使い方を変えていますが、インテリアとして棚に飾るだけでも、存在感があり目を引きます。

使い込むほど色の変化も楽しむことができ、愛着のわく素敵な「frangipanirattans」のひとしなです。

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