昭和生まれにはなじみがある? レトロなラタン編み脱衣かご

今日のひとしな
2022.01.07

~「POTLATCH」より vol.6 ~


世の中には様々なラタン製品がありますが、日本人に一番親しみ深いのはこんな脱衣かごではないでしょうか?


昭和生まれの方には銭湯にあったかごといえばイメージしやすいでしょうか。私が子供の頃に銭湯へ行っていた時には、脱衣所の入り口にある山積みになった脱衣かごから一つ手に取り、自分の着替える場所をかご片手に探していた記憶があります。その当時は子供ながらも大きな脱衣かごを一人で使える事が大人になったようで嬉しかったことをよく覚えています。
市場へ買い付けに行くとそんな銭湯の脱衣かごに出会うことが時々あります。それは廃業した銭湯のものだと味わいのある飴色に変化していますが、まだ新しいラタンの色をした未使用のデッドストック品に出会えることも稀にあります。


古い脱衣かごの場合は、たいていは埃をかぶっていたり、細いラタンが折れている事も多々あります。
そんな時はジャブジャブと水洗いをし、編み目に詰まった細かな埃を落とします。その後日陰干しし、そしてよく乾燥したらオイルで仕上げの手入れをします。
折れている箇所は、こんなかご編み用の素材を使って修理することもよくあります。


そんな工程を経て生まれ変わったかごを見ると、とても嬉しい気持ちになり、それをまたお客さんが手に取り、「素敵なかごですね」などと言ってくださった時は嬉しさも倍増です。


編み模様が美しい脱衣かごは横から見ても絵になるので、棚上などの収納にもおすすめです。
普段あまり使わないものを入れておけば、見た目にもすっきり片付きます。
すぐに散らかる子供のおもちゃやぬいぐるみの収納にもいいですね。出し入れしやすく、小さなお子様でも自分でお片付けできそうですよ。


ラタンの色合いや編み方、大きさも様々な種類がある脱衣かご。
どれも一点物のため自分好みの脱衣かごに出会えるといいですね。

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