印象がガラリと変わった使いやすさ　18－８ステンレスターナー

～「LADER」より vol.27  ～

実家で使っていたフライ返しは柄のおしりから先っぽまでほぼ真っ直ぐで、サイズも大きくてかなり使いづらかったのをよく覚えています。その印象が強かったこともあって、しばらくの間フライ返しは持っていませんでした。餃子やお好み焼きなんかでさすがに欲しいタイミングはあったものの、なかなかその苦手意識のようなものを取り払ってくれるものには出会えず。

そんな時、ある記事で見かけたこのターナーは形もきれいでサイズ感も良さそう。というわけで、買って使ってみました。アンテナの感度は良好だったらしく、とても使いやすくてターナーに対する印象はガラリと変わりました。

ちなみに、ステンレスの「18-8」の表記については、先日のカトラリー記事でもお伝えしたとおり。

小学生の時に下敷きの両端を手のひらで押してペコペコ曲げたことあるってありますよね？　あのペコペコみたいな音がするくらい先端がしなるので、食材の下にスッと入り込んでくれます。これが気持ちいい！

先端はシリコンや樹脂のタイプじゃないから、厳密にはテフロンのフライパンには使わない方がいいんだと思うんですけど、先端でガリガリするわけじゃなくて底面でスルッと触れる感じなので、僕はあまり気にせず使っています。それでフライパンの寿命が短くなってる感じも特にないですね。

ただ、柄の溶接部分はそんなに強くないので、しなるからってやりすぎると柄が外れてしまうのでちょっと注意が必要です。「注意が必要です」って言いましたけど、できるならそこはメーカーに改善してもらいたいポイントですね。ただ、そこが弱いことを知りながらもまた同じものを買ってしまうのは、なんだかんだ言ってやっぱり気に入ってるからなんでしょうね。

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