「SUOLO」のエプロンで、平和な未来に想いを馳せて

今日のひとしな
2022.12.08

~「LIFETIME」より vol.8 ~

ヒッピー文化から生まれた言葉「FLOWERS NOT GUNS!」、武器を取るよりも花を飾ろう。


本日12月8日は、ジョン・レノンが凶弾に倒れた命日。私事で恐縮ですが、中学一年の英語の授業の冒頭でThe Beatles(ビートルズ)の"Strawberry Fields Forever”を聞いてから、少年時代の憧れの人となったジョン・レノン。ニューヨークで暮らしていた時に、お花を手向けに現地ストロベリーフィールズへも訪れました。


悲しいことに、今もウクライナではたくさんの人が戦争で命を奪われています。わたしも「何か行動しなくては!」と勝手な使命感に駆られ、2022年の春に「FLOWERS NOT GUNS!」のプロダクトを制作しました。赤十字のウクライナ支援募金を兼ねて。


「FLOWERS NOT GUNS!」は、当店でも取り扱いがあるバッグブランド「SUOLO(スオーロ)」が、2013年4月の当店移転リニューアルオープンイベントと同時に掲げた企画です。

「SUOLO」は、20世紀半ばのUSヴィンテージの果実用収穫バッグに出逢ったことがきっかけとなり、デザイナー自身の畑で収穫用にとバッグを自作したのがはじまりのブランドでもあります。

今回、そんなバッグブランドが設立当初から作り続けている‟GRRIZLY apron”に、メッセージ「FLOWERS NOT GUNS!」を乗せました。


ヒッピー文化由来のこの言葉と同時代、ビートルズの活動の中でも最も好きな1960年代後半。全盛期を迎えるサイケデリック音楽全般にみられるアートワークからヒントを得て、制作した当店オリジナルのサイケ調ロゴをシルクスクリーンでプリントしました。


このエプロンにジョン・レノン「IMAGINE」の歌詞から“Imagine all the people livin' life in peace.(想像してごらん、すべての人が平和に暮らしている姿を)”と、「SUOLO」からのメッセージを添えて「今日のひとしな」を終えたいと思います。


『2013年4月よりスタートした一つの植物活動。大げさに言ってしまえば植物を通じた小さな反戦運動である。きっかけとなったのは『WHY WAR IS NEVER A GOOD IDEA』(アリス・ウォーカー著、ステファーノ・ヴィタール絵)という一冊の絵本。わたしたちがこの本を通して感じたことをわたしたちの形で伝えていきたい、そんな使命感から始まりました。

「なぜ戦争がいけないのか?」という答えに、わたしたちは「植物保護」を第一におきました。決して人の命より植物が大切ということではない。その問いの答えを、誰もが至極当然なことと感じながら止めることが出来ない現実への歯がゆさ、人間への皮肉をあえて込めています。また、2011年3月、われわれ日本人はある意味一つの‟戦争”を経験しました。

変わりゆく価値観の中、本当に美しいモノが何か、本当に大切なモノは何か、がわかりはじめてきました。植物を育てれば、また新しい価値観に出逢います。その価値観に出逢ったとき、人は大きな選択肢にはっきりとした答えが出せると信じています。

次世代の人たちのために種を植えていく運動「FLOWERS NOT GUNS!」』

(「SUOLO」のHPより引用)

オンラインショップはこちらから

←その他の「LIFETIME」の記事はこちらから
←その他の「今日のひとしな」はこちらから

 

LIFETIME/ライフタイム(京都)

住所:京都市北区紫野上築山町21
電話:075-415-7250
(※少人数での運営の為、お電話に出られない時があります)
営業時間:13:00~17:00
定休日:水曜、日曜
HP : https://lifetime-g.com/
instagram:@lifetime.kyoto

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ