北欧生まれのアロマキャンドルで小休止

今日のひとしな
2023.03.26

~「free design」より vol.26 ~



一言で「癒し」といえど、その定義は人それぞれ。山登りやアウトドアなど大自然の中で癒しを感じる人もいれば、旅行に出かけて知らない街を歩いたり、美味しいものをたらふく食べることに癒しを求める人もいるでしょう。私にとっての癒しはとってもお手軽で、ものの数秒で準備完了。あっという間に癒しの時間を堪能できるのです。

そんな私の癒し時間。それはキャンドルを灯すこと。

「なあんだ、キャンドルか」と侮るなかれ。カチッと火を灯すだけで、ゆらゆら揺らぐあたたかな炎のあかりと芳醇なアロマが広がり、何物にも変えられない特別な空間をつくり出してくれるのです。


実のところ、商品を取り扱いはじめるまで、キャンドルを灯して過ごす習慣はありませんでした。
しかし、北欧の夜の過ごし方を調べているとき、北欧の人々にとってキャンドルの存在は切っても切り離せないほど密接な関係であることを知りました。
私たち日本人には想像もできないほど、過酷な北欧の冬の夜。暗くて寒い時間が永遠に感じるほど続く中で、少しでもあたたかな気持ちになるためにと灯すのがキャンドルなのだそう。

そんな北欧マインドに感銘を受け、さっそく試してみたその日から、今では私にとっても欠かせない存在になったのです。


みなさんにも是非キャンドルのある暮らしを楽しんでほしいという一心で、当店で取り扱っているアロマキャンドルを3種類ご紹介します。


まずは、デンマークのブランド「フラマ/FRAMA」の「センティッドキャンドル」。
厳選された原料を使用してつくられており、ひとたび火を灯せば、上質な香りが広がります。
香りのラインナップも豊富で、全部で5種類。私の一番のお気に入りの香りは「DEEP FOREST」。ウッド系の香りが好きな方はきっと気に入っていただけるはずです。


パイン材の蓋があたたかみを感じるこちらのキャンドルはフィンランドのブランド「ヘトキネン/HETKINEN」の「ベジキャンドル」。
このキャンドルの最大の特徴は木製の芯の部分。フィンランド産のアスペン(ポプラ)を使用しており、火をつけると、パチパチと木が燃える音が聞こえてきます。まるで自分だけの小さな暖炉を眺めているかのような特別感に浸ることができます。


パッケージに一目惚れする人続出の「ミース/MYYS」の「ソイワックスキャンドル」。
香りの開発からキャンドル製造、ラベル貼りまで小さなスタジオですべて手作業で行われています。素朴なイラストが描かれたパッケージからも、ハンドメイドというブランドコンセプトが感じられます。
この3ブランドの中では、個人的に昼間のティータイムに使うのが一番似合う気がするポップな印象のキャンドルです。ギフト需要もナンバーワンといっても過言ではありません。


努力は日々の積み重ねが大事だといいますが、癒しの時間も毎日続けることが大切ではないでしょうか。火を灯すだけで癒しの時間を与えてくれるキャンドル。努力を小休止する時間の積み重ねが私にとっては癒しなのかもしれません。1日の疲れはその日の内にリセット。そうすることで、明日への活力になっていくのです。

■センティッド キャンドル(フラマ/FRAMA)
■ベジキャンドル(ヘトキネン/HETKINEN)
■ソイワックスキャンドル(ミース/MYYS)

 

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free design(フリーデザイン)

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TEL:0422-21-2070
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オンラインストア:http://www.freedesign.jp
Instagram:@freedesign_jp 

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