オブジェのようなコーヒーメーカーと暮らす

今日のひとしな
2023.03.31

~「free design」より vol.31 ~



ガラスと木枠と革ひもでできた、特徴的な形のポット。
こちらは、1940年代にアメリカの科学者によってデザインされた、”世界一”有名なコーヒーメーカー「ケメックス/CHEMEX」です。
ミッドセンチュリーの時代における”モダンデザインの銘品”といってもいいでしょう。


ドリッパーとポットが一体化しているシンプルなデザインなので、使い方は簡単。
専用のボンデッドフィルター(紙フィルター)を装着し、挽いた豆を入れてお湯を注ぐだけ。
香りを楽しみながら、ぽたぽたと落ちるコーヒーを眺めているだけで、うっとりしてしまいます。


ケメックスのシンプルで美しいデザインや多様性に魅了された我が家では、コーヒーポットとして以外にも、花瓶やオブジェとしてもフル稼働な状態です。


特に花瓶として使うのがオススメ。
くびれのあるデザインのため、お花を固定しやすく、生けやすいのです。
ガラスと木枠のコンビネーションも手伝い、どんなお花も美しくまとまります。
(写真は1960年代のヴィンテージ・9カップ)


ちょっと気分転換したい時には、
当店別注アイテムの「ケメックス コーヒーメーカー用レザーネック(イロセ/i ro se )」をぜひお試しください。
本革を2枚重ねて厚みをつけたレザーネックは、手に熱が伝わるのをしっかり防ぎ、ゴム紐で簡単につけ外しができます。 木と同じく、革も経年変化により重厚感が増す素材。 ケメックス好きも納得の逸品です。

ケメックスは、経年変化を楽しみながら、一生を共にできる素晴らしいプロダクトです。
ぜひ、コーヒーメーカーとしてだけではなく、暮らしを共にする美しい器としてさまざまな用途でお楽しみください。


さて、本日をもちましてこの連載の担当も最後となりました。1ヶ月間お付き合いいただきありがとうございました。
ちょうど新生活を迎えるこの時期に連載を担当させていただきましたが、みなさまの新たな生活に寄り添うアイテムは見つかったでしょうか? 
もし、この連載で出会ったものを5年後10年後も使い続けていただけたなら、本当に嬉しく思います。

まだまだご紹介したい商品がたくさんありますので、機会がありましたらぜひ、吉祥寺にあるお店やオンラインショップに遊びに来てください。

■CHEMEX ケメックス

 

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free design(フリーデザイン)

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
TEL:0422-21-2070
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オンラインストア:http://www.freedesign.jp
Instagram:@freedesign_jp 

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