タイのマーケットでセレクト！ 暮らしに寄り添うかごと布

札幌「チョロン」４日間特集【DAY２】

こんにちは。札幌の洋服と雑貨の店「cholon（チョロン）」の佐々木智子です。２日目はタイ・バンコク&チェンマイ編。今回も仕入れの旅の様子も併せてお届けします。

タイでは首都バンコクと北部の街チェンマイに滞在しました。バンコクでは週末だけ開かれる「チャトチャックウィークエンドマーケット」と、チャイナタウン「ヤワラート」を回ります。チャトチャックは規模がとても大きく、広い敷地の中に小さなショップや屋台、露店がぎっしりと軒を連ねます。その数15,000軒以上とか。

ここでは天然素材のかご、ストールなどの布ものを中心にセレクトしました。手作りのかごはどうしても仕上がりにばらつきが出るので、いつも店頭で１点ずつざっと検品しますが、作る人の個性があるのもおもしろいところ。サイズがちょっとずつ違うのもご愛嬌。コースターや小物入れ、トレイ、かごバッグ…。時間をかけてたくさん選びました。

ヤワラートは色鮮やかな漢字の看板が並ぶ中華街。まずは「サンペーン」と呼ばれる通りへ。ここは狭い通路を挟んで無数の商店が続く細長い市場です（その距離約1km！）。衣料品や日用品、アクセサリーや靴、玩具、手芸材料、布などあらゆるものが並んでいます。カラフルなチェックの布「パーカオマー」やハンカチなどを仕入れました。

ヤワラートは古い街で、街並みや街の人たちの暮らしを見ながら歩くだけでも楽しい。中国茶や中華菓子、レトロなカフェなど気になるお店がいくつもあって、つい立ち止まってしまいます。数年前に地下鉄駅ができてからはこの界隈も再開発が進んでいます。

仕入れた商品を郵便局へ持ち込んで箱に詰めていると、たまたま居合わせた見ず知らずの女性が手伝ってくれました。まちまちの形の小物を箱に収めようと2人でパズルのように。ヤワラート、なんと言うか人も街も距離が近くてフレンドリーなところです。

バンコクから国内線で約１時間のチェンマイへ移動しました。バンコクに比べると穏やかな空気が流れる居心地の良い街。好きな景色がたくさんあってカメラを持って歩くのも楽しいです。

チェンマイではカレンシルバーや布、かご類の仕入れをしました。カレンシルバーはタイ北部のカレン族の村で手作りしているシルバーで、初めてタイへ来た時に出会って以来、cholonで長い間取り扱っています。手作りならではの不揃いな形や刻印模様が特徴で、あたたかみがあるのが魅力。今回もビーズなどのパーツと製品のピアスを選びました。cholonのカレンシルバーアクセサリーは製品をセレクトしているものと、私が手作りしているオリジナルのものがあります。作りたいものを考えながらじっくりパーツを選ぶのはとても楽しい時間です。

チェンマイでもかごのお店へ行きました。発送まで数日あったので仕入れたかごを宿へ持ち帰り、洗って干しました。かごの埃や汚れが気になる時は丸洗いするとすっきりします。

チェンマイでの宿泊は「Resort hoshihana」（昨年「hoshihana village」から名称変更されました）のコテージ。チェンマイ郊外の元果樹園の敷地にコテージが点在する施設です。写真の猫はふらりとやってきた子で、数日一緒に過ごしました。朝は鳥の声で目覚めプールサイドの食堂で食べる朝ごはんも本当に美味しい。敷地内には隣接する縫製場で丁寧に作られた商品が並ぶショップもあります。私は以前ここの商品企画のお手伝いをしていたことがあり、久しぶりに縫製場にも遊びに行きました。

チェンマイでは数日ゆっくり過ごしました。カレン族の村へ出掛けて、藍染めをしたり。

週末開かれる市場「JJマーケット」を巡ったり。

タイから送った荷物も順調に届き、「cholon」の店内にかごや布がたくさん並びました。店内の様子も紹介しますね。

タイのカラフルなチェック柄マルチクロス「パーカオマー」はストールとしても便利に使えます。またパーカオマーを使ってオリジナルのバッグも作りました。ワンショルダーの大きめサイズでエコバッグにぴったり。1種類の柄のものとパッチワークタイプがあります。

インド製のブロックプリントの大判ストールはチャトチャックでセレクトしたもの。きれいな色でぱっと明るい気分になります。

ぜひお店で手に取ってご覧くださいね。
一部商品はオンラインショップにも掲載しています。

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