「さささ」と使える、和晒ロール
~「soup. 」「soup. Life Store」より vol.10~
こんにちは。スタッフの大井です。
本日は台所やお掃除など毎日の暮らしで「さっ」と使える、「さささ」の和晒(わざらし)ロールのご紹介です。
丈夫で吸水性に優れ、洗って繰り返し使えるサスティナブルな道具、和晒。
それだけでもエコロジカルな特性をもった和晒ですが、さらに加工の工程で化学薬品・水・エネルギーを最小限に抑え、使う人にも環境にも配慮して作られています。
作っているのは大阪府堺市で1911年創業の武田晒工場。
堺市の毛穴(けな)地域周辺では、晒に必要な大量な水を供給できる石津川が流れていることと、日光に干すために必要な広い土地があることから江戸時代より地場産業として晒業が発達しました。
そんな伝統技術を後世に残しながら、新たに生活の道具として今の暮らしに寄り添うよう再生したのが「和晒ロール」です。
拭く、絞る、包む 敷く、磨く、淹れる 濾す、蒸す、水を切る。
日常の中で使える万能布として、掃除や台所、家事仕事などで役に立ってくれます。
昔の日本の台所仕事には欠かせなかった和晒ですが、使い捨ての道具が溢れ、それにも慣れてしまって久しい今日この頃。
それでもきっと、手にとってキッチンに立ってみたらあれにも使えそう、これにも使えそうと自然に使い方が思い浮かびそうです。
使い方はアイデア次第でたくさんあるのですが、中でもお勧めしたい!と思った使い方を二つご紹介します。
一つ目は水出しコーヒー。
コーヒー粉をさっと包んで糸でしばり、ボトルに入れて水を注いで約8時間待つだけ。
食品衛生法の検査もクリアしているので安心です。
これはお茶っぱでも応用できますし、お手軽ですよね。
二つ目は冷凍ごはん。
余ったご飯を濡らして硬く絞った「さささ」で包み、冷凍用バッグに入れて冷凍。
少し濡らしてレンジで解凍すればふっくら仕上がります。
一手間かかりますが、蒸し器で蒸せば炊きたてご飯のようになるんだとか!
濡れた晒にはご飯がくっつかないので、炊きたてご飯でおにぎりを握るときにもおすすめ。
キッチンペーパーだけでなく、ラップの代わりとしても使えるさささ。
日常的に手に取りやすいようにスタンドや棚につけるホルダー、使った一枚を干して、しまって、という流れが自然にできるようホルダーや収納ケースも出ています。
店頭では既に使いこなしている方の声も聞きますが、うまく使えるかなあと心配の声を聞くことも。
工夫や上手な使い方もいろいろあるとは思いますが、難しく考えず、ものを大事に、長く使うだけでも気持ちの良いことなのではないでしょうか。
愛着を持ちながら、変化を楽しみながら、楽しく使っていける商品です。ぜひ、気軽に試してみてくださいね。
オンラインショップはこちら
soup. Life Store (stores.jp)
★取り扱い店舗 soup. Life Store
soup.
愛知県安城市住吉町3丁目6-14
TEL/0566-95-5288
Open/11:00~19:00
Closed/Tuesday & Wednesday
ウェブサイト https://www.b-soup.com/
オンラインショップ https://b-soup.shop/
Instagram https://www.instagram.com/soup_mainstore/
soup. Life Store
愛知県安城市篠目町竜田86-8
TEL/0566-93-4131
Open/11:00~19:00
Closed/Wednesday& 1st 3rd Tuesday
ウェブサイト https://souplifestore.stores.jp/
オンラインショップ https://souplifestore.stores.jp/
Instagram https://www.instagram.com/soup_lifestore/
ミュージアムショップ YAGURA
愛知県岡崎市高隆寺町峠1番地(岡崎市美術博物館内)
TEL/0564-83-5952
Open/10:00~17:00
Closed/月曜日(祝日の場合は翌日)※岡崎市美術博物館 開館スケジュールに準ずる
Instagram https://www.instagram.com/museumshop_yagura/
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。