時代にとらわれない“定番”の靴下

～「Am's」より　vol.17～

今日のひとしなは「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」のウールジャガードソックスをご紹介します。

はく人のことを真面目に考えてつくる「はくひとおもい」という言葉に想いを込め、1950年から奈良県で靴下づくりをつづけています。

良質な天然素材、新旧マシンを生かした編み方や時代にとらわれないデザイン。そして、長く愛用できる定番であること。
靴下は主役にならないかもしれないけれど、はく人にとって一日を彩り豊かにしてくれ、はけば前向きな気分になって、一日の行動を変えてくれる。そんな靴下づくりを目指しています。

秋冬におすすめのウールジャガードソックスは、縮みにくい防縮ウールを使用しています。膨らみがあるウールをしっかりと編み上げているのでどっしりとした履き心地でとても暖かいです。

鳥取県は雪も多く、真冬は足元がとても冷えますが、そんな日は私もこのウールジャガードソックスをはいています。
ブーツを履くとき、薄い靴下だとひんやり足先が冷える感覚がありますが、ジャガードソックスはしっかりとした厚手なので、ブーツでも足が痛くなることなく快適に過ごせます。

ウールの靴下は強度が弱く破れやすいのが難点ですが、通常靴下の編み立てでは行わないウールとナイロンをほどよくブレンドして強度を上げています。
ウールの伸縮性を考慮したサイズ調整や、かかとをすっぽりと包むためのデザイン変更など、何度も試作を重ねることで導き出したはき心地です。

暖かいのはもちろんなのですが、デニムの足元やスカートからチラッと見える定番のジャガード柄が、足元のおしゃれにスパイスを与えてくれます。
定番色の４色に加え、毎年シーズンカラーとして限定色が発売されています。
今年のカラーは“ベルリンブルー”。
色違いでつい集めたくなる方も多いのではないでしょうか。

寒い季節になると、朝目覚めたとき「今日はあの靴下をはこう」と頭に浮かぶような、一度はいたらお気に入りになること間違いなしの靴下です。

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