何を盛り付けようか楽しい想像が膨らむ 広瀬佳子さんの器

〜「暮らしとおやつ　ひらひら」より〜　vol.29

陶芸家の広瀬佳子さんは焼き物でも有名な、栃木県益子町で活動されています。広瀬さんの作品はどれも、なんだかどこかの国の古いもののような風合いがあります。

中国磁器や、イングランドのアンティーク食器、日本の民芸品などからインスピレーションを得て作品づくりをしているそうです。

また、江戸文化の色に対する感覚も参考にされているとのこと。
広瀬さんの作品の釉薬の色には、浅縹（あさはなだ） や鳥の子、砂などニュアンスで表現されたものが多くあります。

我が家でも、日常的に使用させていただいていますが、あれを乗せよう、こんな風に食卓に出そう、なんて、楽しい想像が膨らみます。

実際、盛り付け後は、特徴的なデザインもすっと食卓の中に溶け込む、おおらかさを兼ね備えていると思います。

おやつを乗せて、お仲間とのティータイムもおすすめですし。アンティークな表情に色とりどりの、食材で楽しむのもいいですね。

（略歴）
　2010　駒沢大学文学部卒業
　2013　栃木県窯業技術支援センター伝習生終了
　2014　栃木県窯業技術支援センター石膏コース修了

広瀬佳子 | 暮らしとおやつ　ひらひら (hirahira.theshop.jp)

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