茶海から始まった、日々のジャグ

今日のひとしな
2026.10.04

〜「en-shouten」より〜 vol.4

今日のひとしな、今回は井尾が担当です。
中国茶も紅茶もコーヒーも日本茶も好き。お茶を飲むための道具も、気づけばいろいろ増えてきました。

以前から茶海が欲しいと思っていたのですが、今年初めて台湾を訪れ、またその気持ちが強くなりました。
それまでは、ちろりやビーカーを茶海代わりに使っていて。それはそれでよかったのですが、台湾でいろいろお茶を飲んで、茶葉も買って。やっぱり茶海が欲しいな、と。
そんなときにお願いしたのが、開田高原で作陶する千白窯 下岡千代里さん。
以前、お店で企画展をしていただいたときに、大きなジャグを作っていたのを見ていて、それをベースにお願いして作ってもらいました。



茶海として使いたいと思っていたけれど、茶海だけに使うのはもったいない。ピッチャーとしても、ポットとしても使えるようなものがいいなと思って、蓋もつけてもらいました。
すうっと縦長なところも気に入っています。ポットとはまた違う形で、食器棚での収まりも良い。場所を取らずにすっきりしまえるのも嬉しいところ。磁器なので電子レンジも使えます。


実際には、台湾茶を淹れるときよりも、ふと一杯飲みたくなったときに手が伸びることの方が多いかもしれません。
急須も茶葉用のポットも持っているので、ちゃんとお茶を淹れたいときはそちらを使う。もう少し肩の力を抜いて飲みたいときは、このジャグにティーバッグを入れて、お湯を注いで。



蓋付きなので、蒸らしやティーバッグを置いておきたいときにも使いやすいです。
茶海が欲しい、というところから始まったけれど、今ではもっと気軽なお茶の時間に使うことが多くなりました。このジャグも、特別なときだけでなく、毎日の中で自然と手が伸びる器です。
お茶を楽しむための道具は、いろいろ持っているけれど、結局こうして毎日使えるものこそ、暮らしに根付いていくのかもしれません。
茶海として、ポットとして、ピッチャーとして。
その日の気分や使い方に合わせて、これからも長く使っていきたいと思います。
(文・井尾)

千白窯 / 白磁蓋付きピッチャー | en-shouten ONLINE


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