ヴィンテージの機械で紡がれる、ガラボウソックス
~ FESTINA LENTE(フェスティーナ レンテ)より vol.4 ~
明治時代に日本で開発されたガラボウ紡績機は、現在では数台しか残っていない貴重なヴィンテージの機械です。
そのガラ紡績機で紡がれたオーガニックコットンの糸を、古い靴下編み機で丁寧に編み立てているのがこちらのソックス。
ガラ紡績機で紡がれた糸は、現代の機械では出せない不均等ででこぼこした独特のムラ感が特徴です。
一点一点、表情が違う靴下が編み上がるので、似ているふたつの靴下を選んでペアにするという作業工程があるそうですよ!
作り手にとっては扱いにくいガラボウの糸。だからこそ、一口には語れないほどの魅力が詰まっています。
実はわたしもミドル丈を愛用しているのですが、どこか懐かしいやさしい風合いと、独特のムラ糸が織りなすなんとも言えない履き心地は、一度履いたらやみつきに。色は選べず、二色とも愛用しています。
Natural & organic、昔ながらの機械からうまれるガラボウソックスのお話でした。
文・写真/Kasai Shiki
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