「今日のひとしな・番外編」恵比寿店のご近所ショップ「イコッカ」をご案内

～ The Tastemakers & Co.（テイストメイカーズ アンドコー）より vol.13 ～

お店のおすすめアイテムを、毎日ひとつずつご紹介している連載コラム「今日のひとしな」ですが、今日と明日は特別バージョンでお届けします。「The Tasetemakers & Co.」青山店と恵比寿店、それぞれの近所にある素敵なショップをご紹介しますので、ぜひ、お買い物帰りに寄ってみてくださいね。

まず、今日ご紹介するのは、恵比寿店のご近所ショップ「Ekoca（イコッカ）」さんです。「暮らしとおしゃれの編集室」読者のみなさんには、もう説明不要の恵比寿の名店ですね。以前、週末連載「器店主の ある日の朝ごはん」も担当されていました。

店内には、陶磁器をはじめ、ガラスやかご、織物など日本の作家さんによってじっくりていねいに作られた作品が、同じく、ひとつひとつていねいに並べられています。

作品はどれも素朴さがありながら、作家さんの個性が光るものばかり。それぞれの作品の個性がしっかりと際立っているのに、ひとつの空間で見事に調和しています。

日本の作家さんの作品だけを取り扱う理由を、オーナーの福地さんにお伺いしたところ、「じっくりと密に通じ合える作家さんと一緒にやっていきたいので」と、作家さんとの長年の信頼関係が垣間見えるお答え。そういったところからも、作家さんやその作品をとても大切にされている想いが感じられますね。そんなオーナー福地さんに、今の時期に特におすすめの作品を伺いました。

「オッタエーカル」八重樫茂子さんのショールやマフラー。スウェーデンの伝統的な織りだそうで、細かな模様と美しい色使いが印象的な作品。触ってみると、驚くほどふっくらと柔らか。あえて甘めに織られているので、洗いを繰り返すことで、目の詰まったフェルト生地のように変わっていくとのこと。

こちらは、オーナー福地さん私物のショールなのですが、確かに目が詰まっていて、一枚の生地のような一体感があります。風合いも一段と増していて、長く使っていくのが楽しみになりますね。

毎月素敵なイベントを開催されている「イコッカ」さん。12月も楽しいイベントが盛りだくさんです。12月12日（火）～は、靴下やニットウェアの「木星社フェア」を開催。12月16日（土）にある「クリスマス1dayイベント」は、周年イベントと並ぶ2大イベントのひとつで、毎年お祭りのような盛り上がりだそう。クリスマス限定の作品も多数並ぶとのことなので、ぜひみなさん足を運んでみてくださいね。

暮らしがちょっと楽しくなる、日本の手仕事に会えるお店 「イコッカ」さんのご紹介でした。

text：田代

Ekoca（イコッカ）
東京都渋谷区恵比寿南1-21-18 圓山ﾋﾞﾙ2F
TEL：03-5721-6676
http://www.ekoca.com

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