シンプルシックなクリスマスリースを、福田利之さんがちょっぴりアレンジ
もうすぐクリスマスですね! 街はどこを見てもキラキラキラ。部屋の中に、クリスマスツリーやスワッグ、リースを飾っている方も多いと思います。
デイリー連載「今日のひとしな」で、先月「designshop」さんにご紹介いただいたペーパーリースも、記事がアップされたあと、「大人っぽくて素敵!」と大反響。お店でも品薄状態なのだそうです。
そんな真っ白なペーパーリースをさらに楽しむ方法を、イラストレーターの福田利之さんが教えてくださるというので、「designshop」に行ってまいりました! 福田さんは絵本やテキスタイル、CDジャケットなど、幅広い分野のビジュアルを手掛ける人気イラストレーターさんで、「ほぼ日刊イトイ新聞」でのご活躍はみなさんご存知のとおり。
組み立てる前の、ぺたんこの状態のリースを前にした福田さん。自ら柄をデザインした刺し子のペンケースから、ふつ~のシャーペン(!)を取り出して、鼻歌まじりに、なにやらシュッシュッと描き描き描き……。
わ、わわわ! ふつ~のシャーペン(しつこい)で、こんな素敵なアートに! 月桂樹の葉っぱが立体的に見えます。この切れ目をそっと外していくと……
このような仕上がりに! 真っ白も素敵ですが、少しだけグレートーンが加わったこんな姿も、おしゃれですね。
「このへんかなー」と、ちょっと背伸びしながら(笑)ディスプレイ。このリース、ポリプロピレンが主原料の合成紙で軽いから、セロハンテープで簡単に壁にくっついてしまうんです。いろいろなところに気軽に貼れるのもいいところですね(凹凸のあるクロス壁の場合は、ピンを使ったほうがいいかも)。
大きさも数種類あるので、ランダムに並べて飾っても格好いい! これらはすべて、福田さんの作品。右2つがシャーペンで陰影をつけたもの、中央は2種類のマスキングテープを貼ったもの、グリーンのものは、アクリル絵の具で色をつけたのだそう。どれも、ちょっとしたアイデアなのに、印象がぐんと変わって見えます。お子さんに好きなように色を塗ってもらうのも、楽しそうですね。
できあがったリースたちを、コーヒーをいただきながらほのぼの眺めていたところ、「今日のひとしな」を書いてくれていたPRの杉江さんから、「designshop」の2階に「PLAGUE&CO.」という新しいお店ができたというお話を聞いて、福田さんとともに連れて行っていただきました。
そこはアートギャラリーのような、不思議な空気が流れる空間。何万年もかけて化石化した木(珪化木)を磨いて作られたオブジェやプリミティブな家具など、古いものばかりなのに、なぜか未来を感じちゃうのは、今まで目にしたことのないものばかりだからでしょうか……。
「このオブジェ、なんだか欲しくなってきちゃった」「だめです、それ20万円って書いてありますよ」「ここにいると、この10万円のものもお買い得に思えてくるよね」「それ絶対、幻想です」などと、庶民派トーク全開の我々。すいません……。
さらに奥に進むと、さらに度肝を抜かれる空間が。珪化木に囲まれてドンと置かれていたのは、超最新型のシャンプー台。この古さと新しさの斬新すぎる組み合わせが、近未来を描いた映画のワンシーンみたいです。来年、ここで完全予約制のスカルプケアのスパとヘアサロンをスタートする予定なのだそう。気になりますね~。
「designshop」と「PLAGUE&CO.」、不思議で楽しい2つのお店、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。いまなら素敵なクリスマスディスプレイも楽しめますよ。
東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1階
TEL:03-5791-9790
営業時間:11:00~19:00
定休日:土、日、祝日
http://www.designshop-jp.com
PLAGUE&CO.
東京都港区南麻布2-1-17 白ビル2階
TEL:03-5422-9166
営業時間:12:00~19:00(春夏)、12:00〜18:00(秋冬)
定休日:日、月、火曜
http://plague-tokyo.com/
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