遠くへ出かけよう「BAILER（ベイラー）」

～「ViVO,VA（ヴィヴォ、ヴァ）」より vol.21 ～

岡山の岩尾さんご夫妻が営む「BAILER（ベイラー）」。船の法定備品である“赤くみバケツ”の形をもとに作られた、バッグのブランドです。実際その法定備品を作る工場で縫製されているという本格仕様。その丈夫さが、とても心強いバッグです。

店頭に並ぶこのバッグを眺めていると、使い続けられた先の姿がイメージとして浮かんできます。撥水加工された、やや硬めでハリのある帆布ですが、使うにつれだんだんと柔らかくなっていき、それが雰囲気となっていく。街へも、山へも、海へも、どこへ連れていっても景色と調和していくような、余白を感じるバッグ。

今年の春、私は岩尾さんに会いに岡山へ向かいました。宇野港にある古いビルで「CINQ（サンク）さんと共に開催された「530KM」というイベントへ。「BAILER（ベイラー）」の魅力は、岩尾さんご夫妻のお人柄の魅力も大いにあると、私はしみじみ思っています。古いビルから遠くに見える島々、行き来する船を眺めると、しばし現実を忘れてしまうほどの気持ちよさ。瀬戸内いいなぁ。

男女問わずに使えるデザインで、サイズやカラーも種類が充実。体系や好みに合わせて、是非お使い方をイメージしてみてください。夏に限らず、秋冬に持つ帆布もなかなかいいと思います。

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