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毎日使うものだからこそ、こだわりの日用品を

今日のひとしな

2019.11.29

～ BENTO（ベント）より vol.29 ～

今日は毎日するコト、に関係するものを紹介しようと思います。

毎日するコト、まずは食べる。その時に僕が大切だなーと思うモノは、お箸。器も大切なのですが、やっぱり「食べる」ということに重きを置くと、お箸って大切だなと思います。

いま自宅で使っているのは、福井の漆作家さんが作る八角のお箸。手になじみが良くて、先端が細くなっているため、食べ物もつかみやすいです。割り箸などでは、どうしても‟掴む”という行為に気が散ってしまうというか。以前はそういうことを全く気にしなかったのですが、使いやすいお箸を使い始めてから、その部分をすごく感じるようになりました。

毎日するコト、つぎは体を洗う。

数年前から、体を洗う時に石鹸を使うようになり、その都度気になる石鹸を買っていたのですが、やっと「これだ！」と思ったのがこの石鹸。

「MATIN et ÉTOILE（マタンエエトアル）」の石鹸です。いつまでたってもなかなか名前を覚えれないのですが(笑)、すごくよいです、ここの石鹸。

薬剤師である高島が、肌の弱い姪のために石けんを作り始めました。肌の弱い人が使用する石けんは肌トラブル改善のみに特化していて、使うときの楽しみやワクワクなど気持ちの部分において良いものではありませんでした。楽しい、心地よいといった気持ちが感じられるように成分や香りを調合し、アトリエで石けんを製作したのが始まりです。自然のままの植物のちからを閉じこめたプロダクト。香りを愉しめるもの、使っているときに心地よいもの、肌への負担がないもの、無理なく続けられる安心できるもの。「MATIN et ÉTOILE」の目指すベーシックは、このようなぬくもりがあり上質なものです。　

「MATIN et ÉTOILE」 HPより

石鹸で洗うと、肌がしっとりする感覚があります。ボディーソープも便利ですが、やっぱり自分は石鹸が好きですね。あと、個人的にな感覚ですが、こちらの石鹸は他の石鹸と比べてほどよく潤う気がします。べたっとなりづらいというか。

石鹸付きのかたいらっしゃいましたら、一度お試しください。

あと、体を洗う時に使うのが、ボディウォッシュタオル。あのチクチクと痛い感じが苦手で、長きにわたり手で洗っていたのですが、先日素晴らしく使い心地のいいボディウォッシュタオルと出会いました。

「KINOF（キノフ）」という、徳島県上勝町で生まれたファブリックブランドのモノ。間伐材を細かなチップに粉砕し、木材から繊維を抽出して麻と合わせた木糸で作られたタオルです。体を洗った時の刺激が程よく、キュッと絞ってかけておくと乾くのも早い。あの感覚は言葉ではうまくお伝えできないのですが、化学繊維のモノとは全く違った使い心地の良さです。

もっともっとたくさん、毎日することってあると思います。その都度、自分が「いいな」と思ったものがあるって、幸せなことだと思うんですよね。

一度買ってしまえば、長く使えるものって多いです。だからこそ、短い目で見ることなく、長い目を持ってモノを見て学びたいなと思う日々です。

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