毎日のように活躍してくれる 寒川義雄さんの洋皿
今日のひとしな
2020.05.06
~ 「岡の」より vol.6 ~
寒川義雄さんの作品は多彩です。
こちらは、我が家の寒川さんコレクションです。色も様々。肌の質感も土の感じが残ったものから、艶やかな白磁のものまで幅広い。形も個性的。骨董を思わせる蕎麦猪口やお茶碗があると思えば、洋とも和ともどちらとも言える、個性的なお碗や、鉢があります。
寒川さんの器はお料理を選ばず、特別な日も、毎日のなんでもない日も、どちらで使っても楽しい食卓を作ってくれるのです。
今日ご紹介するのは、そんな寒川さんの洋食器。
ポワソン皿
わが家の娘と息子は、ひと目見るなり「さんまが食べたいねー!」と。思いっきりジャパニーズな子どもたちです。でも正解です。
ポワソンとは魚のこと。フレンチやイタリアン、ハーブやソースのお魚料理がこの上なく絵になることと思います。ですが、そこまで作れないよーという人にだって、美味しい焼き魚を頭からしっぽまではみ出さずのせられるこの器は、とても嬉しいことと思います。
この白色の美しさ。温もりを感じるような柔らかな白。この色そのものが美味しそうなのです。美味しそうな器に美味しいものをのせたら最強です。ポワソン皿と名前がありますが、この器、「どんなものをのせようか」と、創作意欲に刺激を受けませんか?
和食器にはないこの形に、彩よく天ぷらや、おつまみみたいなものをのせて、食卓の中央にのせてあげたらとても素敵だと思います。
同じ質感の八角皿も素敵ですね。こちらにはお肉料理なんていかがでしょうか。少し野菜も添えて。お肉の色と野菜のグリーン。この白い器の上にのっていたら、とても美味しく食材が映えそうです。想像しただけでお腹が空いてきます。
わが家で使っているオーバルのミニ皿。すごく可愛いサイズなのです。一枚だけでも、思わず手に取りたくなる可愛さなのですが、家族の人数分テーブルに並んでいるのを見る度に、きゅん、とします。わが家では取り皿として使うことが多いです。
友人たちを招いての食事の時も、「なんて可愛いいのー!」と話題になります。小さい食器ですが、マフィンやスコーン、おやつの時間にも登場したり、使う場面がたくさんあります。パンやチーズを食べるときの受け皿としても、素敵なお皿です。
寒川さんの個展を訪れる度に、まだ見ぬものに出会える楽しさがあります。お話を伺うと、新しいことにわくわくしている制作の喜びが伝わってきます。挑戦を恐れず、むしろ喜んで新しいものに自分を没頭させていくエネルギー。
(自然豊かな広島の工房。地元の広島土を使った作品なども大変魅力的です)
工房を訪れた際に目にした古い器。制作中でも目に触れる場所に置いてありました。時代が経っても残り続けるもの。古今東西、美しさを求める作り手からメッセージを感じ、受け止める……。古来のものたちとの交感し合うような神聖な空気をその場から感じました。
美を求め、様々な形、色、土に挑戦し走り続ける寒川さん。静かなこの白。でも充実した制作のエネルギーをきっとこの器から感じると思います。この器から、私たちも新しい毎日のエネルギーをもらえます。ぜひお手にとって頂きたいです。
ポワソン皿 35.5×13.5 ¥11,000(税込)
八角皿 27.5×16.5 ¥11,000(税込)
ミニオーバル皿 16×11 ¥5,500(税込)
※ご注文ご希望の方はメールでメッセージをお送りください。
okano.shop@icloud.com
工業製品と違い1点1点異なりますので、お写真等送らせて頂きます。メールの返信に2日ほどお時間を頂く場合がございます。
八角皿 27.5×16.5 ¥11,000(税込)
ミニオーバル皿 16×11 ¥5,500(税込)
※ご注文ご希望の方はメールでメッセージをお送りください。
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工業製品と違い1点1点異なりますので、お写真等送らせて頂きます。メールの返信に2日ほどお時間を頂く場合がございます。
※お電話は金土日のみの営業であり、お店番1人のため、対応できないことがございます。お手数おかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。
岡の
東京都目黒区大岡山1-6-4
TEL:03-5726-9843
メールアドレス:okano.shop@icloud.com
営業日:金・土・日
営業時間:12〜19時
Instagram「@oka_no.oookayama」
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