手描きならではのあたたかみのある染付

今日のひとしな
2020.06.11

~「les trois entrepots(レ・トロワ・アントゥルプ)」より vol.11 ~


四国の高松で作陶をしている須藤拓也さんの染付楕円皿をご紹介いたします。


アジアから中近東を感じさせるオリエンタル食器とでもいいたくなる須藤さんの染付皿です。ベースは李朝の白、そして中近東のイメージのモチーフが合わさって、独特な須藤さんの世界観があります。



手びねりで作られる須藤さんの器はとてもやわらか。染付と余白のバランスが素晴らしく、とても気持ちのよい抜け感があります。縁を少し滲ませ、動物や植物のモチーフはゆるりとしたタッチで描かれています。豆皿にもこんなに細かい染付が……と、どれも可愛くて、集めたくなります。どこかユーモラスなモチーフの六角皿にはデザートも似合います。

染付というと、どうしても和の印象が強く無地のうつわが中心になりますが、須藤さんの染付皿のような抜け感のあるうつわが加わると、いつもの料理も違って見えて、新鮮な食卓になりますよ。

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写真:太田昌宏

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les trois entrepots(レ・トロワ・アントゥルプ)

愛知県小牧市間々本町31-1
TEL:0568-44-1568
営業時間:12:00~19:00
定休日:月・火・水(展示会前後・夏季・年末年始の休みについてはHP/SNSをご確認ください)
http://shop.lt-entrepots.com
Instagram:@lestroisentrepots 

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