自然素材の家を建てる方、必見!床材選びのポイント

Comehome!
2022.06.15

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

ナチュラルな家を建てたい方にとって外せないのが無垢材。触り心地がよく、インテリアも素敵にみせてくれます。床材と言っても、その種類はさまざま。ご紹介する中から、みなさまにぴったりな床材を見つけてください。

そのほかの家づくりの基礎知識の記事は、こちらより。

無垢材には針葉樹と広葉樹の2種類あります

パイン材や杉材などの針葉樹は、幹の中に水を通す細い管が寄り集まった構造。軽くてやわらかく、管の中に空気を保有しやすいので、温かさも感じられます。オーク材やチーク材などの広葉樹は繊維の密度が高いので、堅く、針葉樹とくらべると、足に冷たく感じます。色や木目の種類が多く、インテリア性に富むぶん、やや割高です。

広葉樹(オーク材、メープル材、ウォルナット材など)

・堅い
・高級感がある
・色や木目が豊富

針葉樹(パイン材、杉材、ヒノキ材など)

・やわらかい
・コスト安
・木の香りが強い

◆国産赤松材

やわらかくて、肌さわりが心地いい針葉樹。樹脂分が多いため、飴色に変わる経年美も魅力です。

◆オーク材

ほどよく入った節やはっきりとした木目が、大人っぽい空間にしてくれます。流れるような木目は工業風の家具や照明にもぴったり。

◆チーク材

高級家具に使われてきた上品な木目が特徴の広葉樹。防虫性が高いので、丈夫で長く使えます。

◆ボルドーパイン材

フランス生まれのボルドーパインは、適度に入る節が特徴。ヨーロッパの素朴な田舎家のような雰囲気にしてくれます。

◆サクラ材

木目がやさしい広葉樹のサクラは、節の多いものはカントリー系に、節の少ないものはいろいろなテイストに合います。

◆ヒッコリー材

堅い広葉樹で、傷がつきにくい材質。日本でもトレンドになりそう。個性派の方におすすめ。

◆ウォルナット材

独特の色味と力強い木目で存在感たっぷり。

◆ツガ材

日本家屋の造作材に使われてきたツガだけに、和風の雰囲気に合います。濃い色で仕上げれば、年数を経た古民家のように。

◆アルダー材

節の多い広葉樹のアルダーは、他とはひと味違った個性が。北欧の古い家にはこのシックな雰囲気の床材が使われています。

この記事は、「子育て世代が2000万円台で建てるナチュラルスタイルの家」より抜粋しています。

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