押入れをウォークスルークロゼットに変えて家事効率をアップ【北海道】

Comehome!
2022.09.05

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

築18年、よくある間取りの3LDKマンションを、ヴィンテージ調の建材で海外インテリアさながらにリノベーションした伊藤さん。前回ご紹介したリビングドアの位置を変更した以外にも、きらりと光る間取り変更のアイデアがありました。

 伊藤さんのLDKのリノベーションの様子はこちらの記事から
#マンションリノベーション

押入れとクロゼットを抜いて寝室とリビングを直通に

リノベーションでは、見た目だけでなく動線や収納などの暮らしやすさの確保も大切です。そこで「家事のしやすさ」「物のしまいやすさ」を念頭に間取りを考えました。
実際に暮らしてみて便利なのが、ウォークスルークロゼットを通じて部屋同士をつなげたこと。洗濯物をさっとしまえるし、朝の身支度もラク。収納は「どこに何をしまうか」をあらかじめ考え、必要なスペースを確保。そこに納まる以上のものはもたないよう心がけるようになりました。
この部屋で暮らすまでは、夫婦でカフェめぐりをするのが趣味だったけれど、今ではすっかりおうちカフェ派に。主人も「居心地がいいね〜」と喜んでくれているのが、何よりもうれしいんです。


LDKの隣に和室を配したあるよくある間取りのマンションでしたが、和室を洋室にリノベーション。格子窓付きの壁で仕切ってセミオープンの空間に。


今は書斎として使っています。和室だった当時は奥の一角は押入れで、寝室のクロゼットと背中合わせの配置になっていました。


和室の押入れと寝室のクロゼットをぶち抜いて、ウォークスルークロゼットに変更。入り口には扉をつけず、カーテンで仕切るだけに。


書斎と寝室をウォークスルークロゼットでつなげたことで、朝起きて着替えてLDKへ出るのも、洗濯物を取り込んで片づけるのも、距離が縮まってぐっとラクに。


寝室は落ち着いた雰囲気にしたくて、ベージュのクロス張りの壁に。内装はシンプルにしてコストカット。


玄関の正面が寝室。玄関のたたきは「名古屋モザイク工業」のペトライア(8700円/㎡)。


書斎(元和室)を少し縮小し、廊下の収納を広げました。

背中合わせに配置された押入れとクロゼットを一つの多きなウォークスルークロゼットに作り替えたことで収納力をアップさせたうえ、家事動線まで改善。小さな間取り変更で大きな効果を生んだアイデアは、ぜひ真似したいところです。

【伊藤邸のリノベーションDATA】
家族構成/妻39歳・夫37歳
築年数/18年
間取り/3LDK→2LDK+書斎
延べ床面積/70.11㎡(21.20坪)
物件購入価格/1200万円
リノベーション費用/550万円
リノベーション面積/70.11㎡

伊藤さんのお宅のリノベーションの詳細は、こちらのムックでご覧になれます。

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